ブレイクスルー

作者 銀狼

[現代ドラマ・社会派]

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※ 昨年投稿の拙作「標的」を短編として全面改稿したものです。
小説家の道を閉ざされ、ゲームクリエイターとして生き残る道を与えられた主人公が、悪戦苦闘しながら成長していく物語。立ち直りのきっかけとなった空手道場では凄まじい体験をすることになりますが、決して暗いお話ではありません。
※この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは 一切関係ありません。
※書影出典はアトリエに。

ファンレター

正面に、礼! 先生に、礼! お互いに、礼!

銀狼さん、こんばんは。「ブレイクスルー」、拝読しました。

題材が伝統空手なので、僕も厳粛な気持ちで読ませていただきました。
組手よりも基本や形の稽古を重視し、性に合う自分のことも思い起こしながら、お話の世界に入り込みました。
ゲームクリエイターとの組み合わせも、新鮮ですね。
それで、騎馬立ちの安定性については大変納得で、立ったまま集中する必要のある手技を行う際は自然と騎馬立ちになっています。
あるいは前屈立ちのときもありますかね。
貫手は未経験です。拳立てくらいはやってましたが……

そしてもちろん、根底を流れる人生の機微と頑張る姿勢、それを支える愛情。
これは銀狼さんの作品に共通して存在するものであり、これを読みたいがためにクリックさせていただく訳です!

引き続き、読み応えのある作品を待っています!
有り難うございました。

返信(1)

村山さん、こんばんは! いつも私の拙作を丁寧に読んでいただき、感謝以外の言葉は見つかりません。私の空手小説はともかくとして、村山さんのご経験が現在のお仕事に活かされているとのこと、何よりかと思います。まさに「貫手試割り」の毎日なのだろうとお察しいたします。実はこの小説を書き終えようとしていた時に、戦争が勃発しました。どうしてもそこに触れざるを得なくなり、「その戦いに義はあるのか?」というメッセージを「ゲルニカの灯」に込めたつもりでした。エンドに霧がかかってしまったのは、そのためかと反省しております。今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。