白魔

作者 銀狼

[現代ドラマ・社会派]

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視界を奪い血も凍りつくような風雪、人はそれを白魔と呼ぶ。時として人間の心の中にも白魔が棲みつくことがある。
仕事も彼女も奪われた若者が復讐を誓う。まさに白魔が襲う夜、実行に移そうとするが…

※この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは 一切関係ありません。
※書影出典はアトリエに。

ファンレター

雪の恐怖

銀狼さん、こんにちは。「白魔」を拝読しました。

僕も雪国で生活していたことがあり、真っ白で視界が利かない時の恐怖を思い出します。
銀狼さんの特徴だと僕が思っている、現場仕事の描写は本作でも冴えわたっていますね。
人間関係の部分は、主人公に感情移入し、辛くなります。

結果的には最悪の方向を避けられたようで、安堵しましたが、
結構後ろまでハラハラしました。その点、とても面白かったです!

あと、細かいところで申し訳ありません。
新潟は東北電力管内ではありますが、信州との境であれば「東北」とするのは違和感があります。
差し出がましくすみませんが、再考いただければと思います。

有り難うございました。


返信(1)

村山さん、こんばんは! お久しぶりです。拙作「白魔」を読んでくださり、温かいご感想までいただき、大変ありがとうございます。
私は四国、九州は飛んで、大阪、東京、東北そして北海道の生活経験がありますが、村山さんも雪国のご経験があると聞いてびっくりしました。村山さんも、色々な所を見てこられてきたのですね。
私事になりますが、最近は長編の筆が遅々として進まず、読むほうもご無沙汰して失礼しております。村上春樹さんが言っていた「小説は筋肉です」という言葉を思い出し、老体に鞭打ちながら頑張っております。
さて、地図表現のご指摘ですが、いつもながら本当にありがとうございます^^ 早速に修正いたしました。
これからもよろしくお願いします。重ねて、ありがとうございました。