第56話 On les aura! ドライブ・ミー・クレイジー

文字数 7,425文字



二〇二五年六月十二日 木曜日 午後五時

 ドォオオオオオンン!!
 爆音を鳴り響かせたマック隊は、爆音を奏でてスクランブラーをおびき寄せると、ミサイルを撃った。
 アーガイルはそれを観て、
「いない……やはり死んだのだ、ヤツ不在のアウローラの賊軍など恐れるに足らず。迎撃開始!!」
 マック隊はすぐに元来た道へとUターンしていった。
「追え!!」
 ドローン部隊に加え、ヘリ軍団が来て、アーガイル隊を補佐した。
 マクファーレンはバイクで地下鉄入り口に入り、地下を駆使して敵をほんろうした。地下鉄はもちろん、バスやタクシーなどのインフラは動いていない。
 地上へ上がってから、ヘリ部隊をロケットランチャーで撃つ。すぐに地下に入った。ゲリラ戦法だ。
 NYPD帝国軍が陣を張っているコロンブスサークルで、地下から出たマックのバイク隊はサーキットのように円陣を描いたマシンが回転銃撃しながら、NYPD帝国軍を銃撃していった。エンドレスな火力集中攻撃。そこへ、スクランブラーのSトロンが接近した。激闘中、マックは出発前にハティと交わした言葉を反芻する。

     *

「手伝ってちょうだいマック、あなたが攻撃を仕掛けて……。故人曰く、『困難なことはすべて、扱うことができ、解決が必要な部分へと分割せよ』と」
「デカルトか?」
「えぇ、戦いの目的を明確化しましょう!」
 爆音を響かせたマックは、陽動部隊を任された。すでにハティ不在で……わざと負け、スクランブラーをおびき寄せて本隊がシティに攻撃するために――。
 形だけそこにYES本隊があるように見せかけて、ハティはあえてNYPDレジスタンスを引き連れて遊撃するのだ。マクファーレンは普段からロースターがバイク音を避けられないなら、陽動時にはあえて爆音をがなり立てる! とにかくハティをゴールの配電盤まで運び込まないといけない。マックがスクランブラーを命がけでひきつけているうちに、ハティのゲリラ隊は、地下鉄からNYPD帝国軍の守るシティ背後にある、アメリカ街のヘラルドスクエア駅の秘密従業員非常通路へと出た。
「行くわよ、シティへ」
 フルフェイスヘルメットの窓をカチッと開け、まだ額に包帯を巻いたままのハティは、エイジャックスから借りた警官隊の隊長に声をかけた。
「……」
 ハティはNYPDレジスタンスを率いて、シティを目前にした裏路地に着くと、光十字レイピアを掲げ、PMFを展開した。
「私が最初にバリケードの装甲車を撃つから、みんなは後から撃って、ついてきてッ!」
 いくら乙女が無双でも単独で勝てる戦ではない。ハティには援護射撃が必要だった。しかし、YES本体を陽動に使わないと本作戦は成功しない。
「NYPD帝国軍はスクランブラーが不在だと何もできないのよ、直前まで作戦も知らされてない!」
 ハティは気づいていた。
 ハティは両軍の境界になっているTスクエアのすぐ裏路地から出て、まずはNYPD帝国軍を叩く。ハティの後ろの部隊は迎撃してくる敵を迎え撃とうと身構えたが、敵は気づいていない。ハティの予想通り攻撃を受けなかった。そしてそこにはNYPD帝国軍の装甲車、ハンヴィーMPAPブッシュマスターが数台停まっていた。
 ハティは建物を傷つけずに正確に目標を捕えるため、敵装甲車に向けてミサイルを向けた。まだ敵は気づいていない。だが、反対意見が続出した。
「スクランブラーや軍人相手なら砲撃できる。だが、敵とはいえ同じNYPDだ」
「だから私は警官を撃つつもりなんかない、装甲車やバイクを狙うのよ!」
 今回も、将を射んとせば先ず馬を射よ、である。
「もし装甲車に警官が残っていたら? 彼らにも当たってしまうではないか!戦闘で死者が出るとしても、生かして逮捕することを前提にしてほしい。我々も彼らも、捜査の一環だと思って参加しているにすぎんのだ」
 NYPDは軍事組織ではない。彼らは法的限界に囚われ、これまで帝国側の不成文法により、大胆不敵な攻撃を仕掛けてくるスクランブラーに勝てなかった。警官という役割を演じて、法を律儀に守ろうとしていた。それはやむを得ない役人根性だったが、戦場では非効率な戦い方に他ならず、常に命の危険があった。
 彼らがずっと強制捜査だと思い込んでいる限り、帝国財団軍との戦いには勝てない。そこへ来て、唐突に限定内戦が始まった。マドックス軍とは別の意味で統率が取れていなかったのだ。
 NYPDレジスタンス、アウローラ軍、マドックス州軍と三系統の指揮がバラバラのまま内戦に突入したせいで、攻撃のタイミングもまとまりに欠けていた。
 マドックス将軍、アウローラ部隊、NYPDの三者の意見が入り乱れ、分断する中、ハティは一つ一つの意見に対応していかねばならなかった。
 マックもエイジャックスもハティの突撃に消極的だった中、マドックスだけがハティの味方をした。今度は、NYPDレジスタンスの番だった。時に、エイジャックスの言うことさえも聞かない連中だ。はみ出し刑事だった彼にとって、保守的なNYPDの同僚には手を焼いている。それをハティが一人で率いて、説得するのは無理があったかもしれない。でもエイジャックスはタワー防衛を任されて、手一杯だった。
(ジャンヌが登場するまで、イギリス軍が使う長弓は、<騎士道>に反するなんて言って、フランス軍は使わず負け続けた……)
 NYPD警官隊の通常の捜査の感覚を、ハティは軍事作戦へと意識改革しなければいけなかった。ハティの段取り無視、合理性の徹底は、同時にアウローラ全軍の頭の固い大人たちの意識改革を行うことだった。
「撃ちなさい! もはやただの強制捜査ではありません、これは戦争です!!」
「警官は兵士じゃない! それにいくら凶悪犯相手でも即殺人という訳にはいかない」
 参加したNYPDレジスタンスは、ミサイルを撃たなかった。
「限定内戦で、帝国軍は騎士道に基づいている。あなた方も捜査の常道に従おうとする。でも、私はそれに縛られる気はない。レギュレーションの範囲内なら、それらと無関係の私は、合理的な戦法で敵を撃ち破る!!」
「スクランブラーや軍人相手ならいい、だが同じ警官同士で殺し合うというのは――何とか彼らを生きて捕まえることはできんのか?」
「ギャラガーに操られている限り敵兵です、ここでやらなきゃ終わらないの!」
「あなたは父親の復讐に囚われてるから、我々の元同僚を殺したって胸が痛くならないんだろう!」
 背の高い警官は、ハティを見下ろして指さす。
「私だって胸が痛いわよ! 同じニューヨーカー同士で!! でも今はNYを解放するために闘わなくてはいけないのよ! 長い圧政からニューヨーカーを開放するために! その時が来たのよ! 撃つのよ、撃ちなさい!!」
 さらに上回った声量で、ハティは五十代の父親のような年齢の警部に怒鳴った。相手は無言で押し黙る。
「ここは戦場です、やらなきゃ戦いは終わらない! いいから撃って!!」
 ドカン!! とハティが最初に撃つと装甲車は大爆発した。
「やりなさい!! 撃って!! 今よ!!」
 ドガァァァンン!!
 促されるまま、次々とミサイルが撃ち放たれ、不意打ちを食らったNYPD帝国軍の車両が、次々と吹っ飛んでいった。あちこちの路上で炎が上がる。
「ウラ――――――ッ!!」
 On les aura!(やってしまえ!!)
 ハティは光十字レイピアを高々と掲げ、再びPMFで生み出した旗を広げて、バイクで炎と車両の残骸へ飛び込んでいく。数百人ものNYPDレジスタンスレジスタンスが後に続いた。
「続けて! 撃ってっ! 撃ってっ! 撃ってっ!」
 ハティは叫びながらPMFの旗を広げて、バイクで防御陣を中央突破した。ハティが突進していってしまったので、NYPDレジスタンスは後を追うしかなくなった。
 ハティの細い身体は、四方八方からマシンガンを浴びた。だがPMFシールドで跳ね返し、彼女の周囲数十メートルの路上には、飴細工のように真っ赤に溶けた無数の銃弾が転がり落ちていく。それに留まらず、PMFで銃弾をコントロールして敵陣に跳ね返していった。
「ハティ、戦のやり方は私がNYPDに教える――だからここからは三組織の統合を任せてもらいたい! 私が君の指示を全軍に伝達し、正確に実行する……」
 援軍として、後から駆け付けたマドックス将軍が言った。
「お願いします」
 背後の出口から続いて出てきた将軍の助力を得たハリエットは、NY北軍全軍を統率していた。怪我の後、ハティはアウローラの命令系統の一本化を徹底した。ハティは従来のアウローラおよびNYPDレジスタンスの消極性を一蹴し、彼らの意識を激変させたのだ。
「あいつら……心配で来てみりゃア……」
 エイジャックスも地下を追ってきた人間の一人だった。ミサイル発射とともに、ハティのバイク隊が突撃していくのが見えた。
「聞いたか? 勝利の女神様がそう言ってるんだぜ?」
 エイジャックスはニヤニヤしながらボソッと伝令すると、同僚の肩をポンッと叩いた。

 バイクで疾走すると、景色の中で摩天楼の光が流れていった。信号の光が流れて戦になって、燃えた車両の手前を急カーブで曲がった。銃撃、それから銃身を車体に伸ばし、さらに相手の身体に直接振り下ろして攻撃、車上チャンバラを激しく繰り広げる。ゴミ箱に激突して吹っ飛んでいった。アーガイル隊不在の中、シティにハティの本隊が現れ、PMFを撃ちまくる!!
「あれは……」
 シティ守備隊としてビル上階に居たアーガイル隊長が驚いて見下ろす。
「まさか」
「生きていたぞ!? ハリエットだ!」
 死んだと聞かされていたNYPD帝国軍は恐怖に顔を引きつらせ、あっという間に撤退していった。ハティは確かにスクランブラーに撃たれて重傷を負ったはず。一度は倒したはずだ。聞いたところではハリエット・ヴァレリアンは、強化兵(スーパーソルジャー)でもないはずだ。それなのに、死を乗り越えた、というのか!? だとしたらもう、人間ではない。彼女は強化兵スクランブラーに匹敵するか、あるいはそれ以上の「強化人間」だ、ということになる。
「化け物か!?」
「まさに魔女か……!」
 ドガガガガァン!!
 ハティのPMFのプラズマ・マシンガンが放たれると、次々と車両が被弾し、爆発した。NYPD帝国軍しかいないとはいえ――、シティは依然として、防戦側の帝国財団に有利なハズだった。歩兵の特性が生かされ、ゲリラ戦にも対抗できる。ゆえに、切り込み隊長はハティにしか務まらないのだ。
 ハティはPMFでバリケードの車体を真っ二つにして進んだ。さらに光十字のプラズマ弾は、空挺部隊(ドローンとヘリ)を次々と撃破していった。やられたものはやりかえす!

 日が落ち、シティのメトロポリスタワー館内を守備していたマリア・ヴェヴェロッティが、路上へと降りてきた。下にある配電盤にハティが向かったことに気付いたのだ。
 Tスクエアから爆音を奏で、援軍のYES部隊が登場した。
「ここは突破させてもらう!!」
 マクファーレンは、現れたもう一人のスクランブラー隊長のマリアこと、ファントム・ミラージュに挑んだ。ミラージュはハティからマックへとロックオンし、ライフルを構えた。
 マックの目は錯覚を起こし、敵の像が左右に揺れ動いていた! 見えない――……!! 
 ミラージュは銃撃しながら宙を舞い、ムーンサルト・シースルーで、マックに迫った。
「殺られる――」
 そこへ光十字を輝かせてハティが突撃し、ミラージュはバッと身を引いた。ミラージュは、ハティには白兵戦で勝てないと悟ったらしい。
「……いない」
 マックは銃を下ろした。
「不利なら逃げて、マック。決戦にこだわりすぎると逃げるポイントを失う。逃げるときは潔く逃げて、相手に一時負けても、最終的にアウローラとして勝てばいいんだから」
 ハティはマックに言った。
「……あぁ」
 軍人である彼は、自分が熱くなりすぎていたことに気づいた。
 ハティは、戦況が落ち着いてくると、再びズキズキと頭の傷が痛み出した。戦闘中、アドレナリンで痛みを感じなかった。ランナーズハイに入っていたからだ。
「もう少し……もう少しだ……」
 アーガイルが戻ってくる。奴が来る前に。そしてさっきの女……ミラージュが来る前に。
グランドセントラル駅(タイムズスクエア)から、マドックス本隊のバイクがワーッと出てきた。敵軍の側面・背後を撃つ。無数のヘッドライトが路上をなめていく。
「あの配電盤だ……!」
 意識がぼうっとする中、立ちはだかる屈強な警官を前に、ハティの身体は勝手に飛び上がって、飛び膝蹴りで打倒し、鉄柵の門を蹴破っていた。二つの仕事を同時にこなすと、地面へと着地した。
「今の……私が……一人で?」
 マドックス将軍の統率の元、三軍が協力して陽動し、ハティはゲートを突破して侵入を果たした。メトロポリスタワーの配電盤を占拠すると、駆け込んだアイスターがアクセラトロンを設置する。ハティはバッと光十字にPMFを力いっぱい込めて展開、莫大なPMFを発生させた。前回以上の恍惚感がハティを襲い、ついに、黄金のメトロポリスタワーが文字通り金色(こんじき)の光に包まれ、辺りを眩く照らす。その天辺に光十字が灯った。
「成功だ! サード・クルセイド」
 ハティのPMFが充満すると同時に、スーのハッキングが働き、敵の武器は一斉解除された。次々と上からドローンが落下してくる。武器やマシン類が使用できなくなった敵に対し、マドックスは掃討作戦に移った。アウローラは、ロートリックス・シティの攻略に成功した。
 アーガイルの姿はもはやどこにも見えなかった。ミラージュ達とともに、すでにシティを脱走したらしい。再び、シティは静寂に包まれた。無数に転がる黒焦げの車両や、死体を残して。
 信号機は戦闘終了と共に、すべてが赤く灯った。
 近くの街頭ビジョンに、巨大なレディ・シェードの顔が映し出された。
『ロートリックス・シティ・エリア戦は、アウローラの勝利と判定いたします』
 内戦管理委員会のレディからの通達だった。
「勝ったのか……」
 マクファーレンは辺りを見回した。
「ふう……いがったぁ……」
 アイスターは頭をかく。
「ロードスターを使って、初めてスクランブラーと互角に立てた、今までは逃げることはできても勝てなかった――、みんな、ありがとう!」
 ハティはインカムでハウエル社長に礼を言うと、顔を上げて全軍の中隊長たちに礼を言った。マックは元気なハティの様子をじっと見ている。
「ハティ、一気に奴らを追撃しないのか?」
 マックは銃を点検しながら訊いた。
「ここで決戦を仕掛けるとこっちの犠牲が大きい。あくまで私たちはMH攻略が目的だから。兵士たちも疲れている……シティを獲れば、次はロウワーマンハッタンが決戦地になるでしょう」
 スクランブラーを必死にさせることは避けなければならない。追わずに一度離し、まずはロートリックス・シティの占拠を確実に確保する。完全にミッドタウン・エリア一帯を5Gから解放すること。そして一度、兵士たちの体力と英気を回復する必要があった。
 バトルトレーラーに乗ったスクランブラー部隊を逃がしてから、残ったNYPD帝国軍を捕虜にした。今回も信号機をはじめ、インフラの一部が破壊された。毎回、オールクリーン(減点0)という訳にはいかない。

 ハティの希望で、セントパトリック大聖堂でミッドタウン・エリアを解放した記念に慰霊が執り行われた。三軍一体となったアウローラの将兵たちがズラリと立ち並んだ。ここで父の葬儀が行われた時、ハティの隣にはかをる・バーソロミューだけがいた。乙女は孤独だった。でも今、参列するすべての人間が彼女の味方だ。
「みんな、ここまでよく頑張ってくれました。ありがとう」
 祭壇から振り返って、ハティは澄んだ瞳を涙ににじませて礼を云った。
「必ず、かをるを取り戻す!」
 幹部たちを見つめながら、ハティはアウローラサイドのNYPDの警官たちの中に、まだ屈折した感情が残っていることを感じた。

 シティでの勝利後、マディソンスクエアガーデンへと進撃するハティに、もはや反対意見を出す者は誰も居なかった。
 ハリエットの軍事指揮能力、そして予知能力に、敵味方が畏怖の念を抱いていた。神秘の力、PMF能力は、強化兵・スクランブラーさえも警戒している。すべての戦闘において圧倒し、NY限定内戦において敵なし。そもそも帝国財団はハティの力を恐れていたがゆえに、ダンフォード大統領にNYをロックダウンさせて、戒厳令を敷いたともいえる。アウローラ軍の士気は高く、この勢いのまま一気にMHまで攻め落とせるのではないか――そう誰もが感じていた。
「いける!!」
 総大将マドックスはMHへ向けて攻勢に出ることにした。アウローラがロートリックス・シティのすべてを掌握した今、追走劇でスクランブラーを背後から撃つのだ。
 MHへと去ったスクランブラーに代わって、ブロードウェイにはNYPD帝国軍の精鋭部隊が集結し、立ちはだかった。
 ハリエットはPMFを展開して突撃し、ペンシルヴァニア駅の直上に建つ、収容人数二万人のスタジアム、マディソンスクエアガーデンの5G基地への攻撃を開始した。NYPD帝国軍が迎撃する。車両バリケードをミサイルで破壊しながら、バイクはジャンプし、次々と乗り越えていった。
 マック隊はガーデン地下シェルターの奪還へと向かった。ここにある第一シェルターは、かつてスクランブラーにバレて爆破されたが、秘密工場へのゲートは封鎖され、第二バイク基地が無傷のまま残されている。
 地上部隊と地下部隊の連携プレーにより、マクファーレンは無事にエレクトラ社製のバイクの回収に成功した。地下通路から新YES部隊が現れ、地上部隊と合流すると、ハティ隊は配電盤を発見。警備隊を蹴散らした。
「ハイ配電盤の制圧、あざーっす!!」
 アイスターが高速で配電盤にアクセラトロンを設置。ハティがPMFを発して、ガーデン上空に、巨大な黄緑色の光十字が点灯した。フォース・クルセイド。シティを落とした今、ガーデン区の解放は早かった。やはり指揮官たるスクランブラーが不在の中、NYPD帝国軍では、アウローラ軍の勢いを止めることは不可能だった。
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