第40話 天使が舞い降りた街 一日NY市長ハリエット誕生

文字数 7,583文字



二〇二五年五月十七日 土曜日

「えっでも……」
 ハリエットは茫然とした。アラン知事が、ハリエット・ヴァレリアンをいきなり一日市長(アイドル・インフルエンサー)に任命したからだ。アランは、州知事と市長を兼任できない。そこで知事は、一計を案じた。
 ロックの一人娘にして、これまでアウローラの戦いを逆転劇で率いてきたハリエットこそ、市長にふさわしい。十六歳の乙女はNY市庁舎戦で、常勝の女神、「勝利の女神」と呼ばれてきた。いずれ、正式な市長選の時まで、市長不在の元、一日市長を任せる。しかし実務はアランが知事と兼任する。それなら明らかな兼任ではないとの判断だった。
「我々に欠けていたものを君は教えてくれた。我々は君のような指導者の出現を、ずっと待ち続けていたのかもしれん……」
 事実上の、暫定市長の任命だった。
 まぁ……一日だけなら、そういうつもりでハティは引き受けた。この時はまだ、そんな軽いつもりでいたのだ。

「NY一日市長に任命されました、ハリエット・ヴァレリアンです!」
 カメラの前で、ハリエット・ヴァレリアンの公式記者会見が行われた。
「ヨイショオ!!」
 エスメラルダが合の手を入れ、ハティは頬を染めた。
 父の形見のミステリークロックを手に取って顔に近づけ、にっこりとすると、再度カメラのフラッシュが、パシャパシャと点滅した。
「私は亡きロック・ヴァレリアンの父です。この光十字ペンダント、父の形見が今日まで私を支えてくれました」
 今度は胸に輝く光十字のペンダントを掲げる。
 アウローラはハンターの旧NYPD体制を拒否し、そのまま暫定市長政権と新体制のNYPDは、一致団結した。
「その鳩は?」
 さっきから離れようとしないロッキーが、ハティの肩に停まっていた。
「Tスクエアの事件からの私のお友達です。何度も命を救われています。いつも私と一緒に居てくれる、父の魂だと思うんです!」
「おぉ……」
 インタビュアーたちが涙をにじませる。
「形だけの自由と民主主義。それがこの国の実態です。軍産複合体が頂点に君臨する軍事独裁国家。それが、影の世界政府の支配する、アメリカという国です。その真実に到達した人間は、ことごとくあの白服暗殺部隊に殺されて、あるいは社会的に摩擦されました」
 ハティは静かに言った。
「そしてこの邪悪な権力グループとの戦いが各地で起こって、その都度、スクランブラーが制圧されてきたのです――」
 と、いったん言葉を区切って、
「戦いはまだ始まったところです。私は仲間たちと立ち上がり、市民の皆さんとともに、彼らとの最後の戦いを宣言いたします!」
 ハリエットはNY革命の正当性を訴えた。

     *

「聡明なるNY市民の皆さん!」
 ギャラガー(元)市長は、ロートリックス・シティに本社を構えるZZCを使って、声明を発表。対抗報道を仕掛けた。彼がいるのは、ロウワーマンハッタンに建つ人工山だった。
「私はここマンハッタンホーンにとどまり、ロートリックス社のオフィスを借りて発信しています。この場所は、私がもともと借りていた個人事務所です。私は、彼らの主張する影の政府や、殺し屋部隊の存在など認めません。もちろんハリエットの『一日市長』など、お飾りであり何の権限もない。バカバカしいものです。あのグループは密議をしてテロを共謀しており――アイスター・ニューブライト逮捕の際に、彼の逃亡を手助けしました! さらに、コロンビア大を爆破したのです。ロック・ヴァレリアン前市長の娘ハリエットはテロリストです!! 以下が、テロリストたちの罪状です」

 ハリエット・ヴァレリアン=アイスター・ニューブライトの誘拐を画策。
 エイジャックス・ブレイク=マンハッタンホーンの不法侵入、不法捜査。
 マクファーレン・ラグーン=セントラルパーク及びコロンビア大及びエレクトラタワーの爆破犯。
 ヴィッキー・スー=マンハッタンホーンや各政府機関へのハッキング行為、およびスパイ行為。
 エスメラルダ・ガルシア=ZZC社の情報漏洩をブログで画策。
 アイスター・ニューブライト=マンハッタンホーンから技術漏洩、スパイ。
 かくして、アウローラ・フェローシップはアウトロー軍団、NYのテロリストと認定する。

「私、ハンス・ギャラガーはマンハッタンホーンの執務室から、市長職を継続致します。彼らを逮捕すべく、ハンター、Tスクエア署長に捜査本部設立を命じました!」
 ギャラガーはマスコミを通して、今や名ばかりとなったNYPDのハンター署長に別命を出した。かくて、NYPDの分裂は決定的となった。

     *

「ほとんどコイツのせいじゃないか、テロ認定の原因を作ったのは!」
 エイジャックスは敵が公表したリストを見て、マックを睨んだ。
「にしてもギャラガー寝てないな? ずいぶんと顔色が悪い」
「もともと青白だったけどさ」
 エスメラルダはテレビを見る彼らをしり目に電話していたが、スマホを切って口を開いた。ZZCはエスメラルダを通して、アウローラに報道番組への独占取材の出演依頼をしてきたと言った。大手メディアのZZCは「ディスクロージャーTVはディープフェイクニュースで、市民の混乱を助長している」などと、一貫して主張している。
「えっ、アラン知事を?」
 ハティは訊いた。
 エスメラルダ・ガルシアは、
「いいえ、ハティ、一日市長のあなたを指名してきたわ。受ける必要ありません。お断りしておくから」
「受けて立つわ、今日一日だけでも、あたしも市長だもの。市民に広く意見を伝えるチャンスじゃない? 体制側のメディアだって例外じゃない。多角的に理解してもらうためには、やる以外の選択肢はない」
 ハリエットは矢面に立つ決意をした。
「いや……でもお嬢」
「任せて、エスメラルダさん。古巣へのアテンドお願いね」
「それくらい、朝のベーグル前よ、……と、言いたいところだけれども」
 ハリエットの性格なら引くわけがない、とエスメラルダは予感していた。

 ロートリックス・シティの一角に建つZZCのビルに、一日市長ハリエットは乗り込んだ。マクファーレンとエスメラルダも同行する。ライジンガー局長が、じっとエスメラルダを見つめていた。エスメラルダは軽く会釈した。わずかひと月前なのに、久々に会った気がする。彼は意外にも小男に見えた。エスメラルダは自身の立場が、ひと月前と大きく異なっていることを自覚した。
 番組はTV討論会形式で、一日市長のハリエットが有識者たちの質問に答える趣旨だった。黒い浪人眼鏡に赤い蝶ネクタイを締めたNASA科学者ドナルド・タウンゼント、超常現象に懐疑的なマジシャン、オルダス・ホイッスラーらがハリエットを待ち受けていた。
 パネル席に着くと、ハリエットの肩には、白鳩のロッキーが止まっていて、大人たちの表情を硬直させた。
「ちょっとペットの持ち込みは――」
 つぶらな瞳で、鳩は首を動かす。クルックー。
「鳩に目をつつかれちゃ敵わん」
「いいえ、そんなことしません。この子と私は一心同体なので」
「……」
「では、タウンゼントさんからどうぞ」
 司会者が促す。
「こんにちはハティ。一日市長にお会いできて光栄です。あなた方の主張では、ロートリックス社の本社ビルが宇宙人の基地だというのですが、軍事産業に携わっているというだけで、いくら何でも飛躍が過ぎます。UFO現象の存在自体は、UFO公聴会でも論議されているほどですので、認めます。しかし多くの場合、諸外国の新兵器の誤認や、趣味で作られたドローンだとか、ビニールや銀色の風船、人工衛星の落下、さらには宇宙からの火球、プラズマなどの気象現象である可能性があるということを、我々は最初に考察します」
 予想した通り、飢えたハイエナのようなデバンカーたちはアウローラの主張するUFO問題をやり玉に挙げて、ハリエットを批判しようというのだろう。
「夜の場合、ライブ会場から発光したレーザー光線や、雲に映し出されるホログラムなんかもありえますな」
 懐疑派マジシャン・オルダスが付け加えた。
「――その通りです。ところがあなた方は未知の飛行物体に対して、最初から宇宙の知的生命体の乗り物だと断言している。そこに論理の飛躍がある」
「左様……SF的なロマンではありますが、それをもとに社会を混乱に招くのははなはだ問題だ」
「私の友人はUFOに連れ去られました。近年、この町で多く起こっているアブダクションの被害者なんです」
 ハリエットは口を開いた。
「アブダクションは神経症・幻覚の類で、もちろん宇宙人の仕業なんかではない」
 と、タウンゼントはすぐさま断言する。
「エイジャックス刑事が実際にマンハッタンホーンの中に入って、宇宙人の基地を目撃しています」
「何か物的証拠はあるのですか?」
「……いいえ、証拠に取ったデータはすべて消されています。ただ一つの写真を除いて」
 ハリエットは、かをるの映った写真を見せた。
「写真一枚ですか……それだけでは申し訳ないが、証拠というには、今一つ乏しい。加工も簡単にできる時代ですし。せめて映像が欲しい」
「確かに。映像ならば真贋にはまだ議論の余地がある。これだけではフェイク画像だと捉えられてもやむを得ない。町全体を動かすほどの根拠としてはね!」
 クルックー。ロッキーがテーブルの上に降りて、ハティの手から麻の実をつついている。
「気が散りますな、ドウモ……」
「コラコラ、駄目じゃないの。おイタをしちゃ――、皆さんに迷惑よ」
 白鳩はテーブル上を歩き始めた。
「我々との討論を愚弄しているのかね? ひょっとして」
「いいえ、そんなつもりは。この子はお腹が空いたようなので、餌をやってるんです。お気になさらず」
「ところで……その胸に下げている光十字のペンダントは、父上の形見だそうですね? NYファティマだという現象について、あなたは何度も光十字の奇跡を起こしているとか?」
「それは事実です」
 ハリエットはきっぱりと断言した。あえて、ここで否定したりお茶を濁す気はなかった。
「お嬢さん、それは気象条件が引き起こした現象ですよ。季節、時間帯、太陽、気温、気象条件、すべて科学的に説明することができます」
「いいえ、それとは全然異なります。正真正銘の奇跡です。『神にとって不可能なことは一つもない』と、ルカ伝にあります」
「お父上を亡くされ、気の毒であると思います。――あなたのお父上はNYを立て直した英雄でした。しかしながら不幸にも暗殺され、過度のストレスから、あなたにはありもしないものが見えるようになった……」
「違います!」
「そこには私も同情を禁じ得ない。ですが、あなたは周囲の悪い大人たちに利用されている。どうやらネ」
 眼鏡を人差し指でクイッと押し上げ、タウンゼントは揶揄した。
「光十字のファティマは客観的な現象です! 多くの人が同時に目撃していますし、あなたがさっき言った映像にもたくさん残されているものです」
 ハティは冷静に返した。
「まぁいいでしょう。それはいったん置いておくとして……他にもありますぞ。記者会見によると、あなたの肩に止まっている白鳩は、父上の魂だと?」
「えぇ、それはその通りです」
 ロッキーは再びハティの肩に止まっていた。二人の大人は城鳩を注視している。
「どのような意味ですか?」
「鳩は平和の象徴です。あなたに理解できるかどうか私には分かりませんが、父の魂が鳩に宿り、鳩を動かすのです」
「つまり文字通りという訳ですか。いやはや、ドーモこれは……」
 タウンゼントは隣のオルダスを観た。
「ま、お気持ちとしてはね、理解できますよ。ですが……今は二十一世紀で、ここはNYです。我々は中世ヨーロッパに生きている訳じゃあない。……こんなこと言って――別にあなたを責めてる訳じゃないですがね」
「まるでジャンヌ・ダルクの魔女裁判みたいで光栄です。彼女の体験に比べれば、こんなことどうってことありません」
「ハハハ御冗談を」
 ハリエットは、ジャンヌ・ダルクを研究した二十世紀初頭の研究者が、天の声を聴いた彼女を神経症だと決めつけたことを知っていた。だから、動揺なんかしなかった。もしもジャンヌが神経疾患なら、同時代、多くの大人たちから長年にわたって支持されることは決してなかったはずだ。彼女が神経症だったにも関わらず、大人が政治の駆け引きや、兵士の生き死にがかかった戦場で利用するなんて、ありえない。それこそ悪魔付きとされただろう。中世は今より迷信に満ちていたから、人々があっさり騙されたなどということはない。当時の常識においてもジャンヌは非常識な存在であり、なおかつ傑出した存在だった。ジャンヌは常に常識と戦う人生だったが、人々は彼女を支持した。
『ジャンヌの人生は、神の啓示以外の説明は不可能……そしてハティもまた同じだ』
 スタジオの暗がりから、じっと見つめるマクファーレンは小さくつぶやく。
「そしてあなた方アウローラによるとですな、MHにすべての秘密と陰謀が隠されている……」
 これまで順調に一日市長の印象操作を進めてきた懐疑派の二人は、いよいよ確信に触れようとしていた。
「はい」
「MHは、軍産複合体のロートリックス社の本部です。そこには確かに、軍事機密がある。国家の安全保障上、むしろ秘密にする必要がある。軍事機密は国を守るもの、なんでも公表という訳にはいかない。だからその分、伝説に彩られている訳です。時にはバカバカしい都市伝説にもね」
「しかし、それらは語るに値せんものばかりですよ」
 タウンゼントは、マンハッタンホーンがUFO基地だというのを妄想だと一蹴した。UFO公聴会を語りながら、「某国の兵器かも?」といい、
「だがエイリアンクラフトであるという証拠はどこにもない。我が国同様、各国にはそれぞれ軍事機密がある。公表されていないテクノロジーも存在する。ステルス戦闘機だって長年秘匿されていた訳ですし」
 と結論付ける。
「ステルス以外のアメリカの軍事機密って、どんなものです?」
「そりゃ次世代の戦闘機か、軍事衛星か何かでしょうな、私も専門外なので詳しいことは分かりかねますが」
「なら直接調べてみては? 百聞は一見にしかず、あなたもMHに行ってみればいいのです。私でも少しは知っています。バベルと噂されるNYユグドラシルと連結しているマンハッタンホーン内には、動かそうにも動かせない証拠の数々がある。MHの上階に上がれば、あなた方の目にもはっきりと分るでしょうネ……それらの都市伝説が、すべて真実だということがね!」
 その時エスメラルダが、抱えていた資料をハリエットに渡した。

「あなた方のこと、ここに来る前に調べました。ドナルド・タウンゼントさん、オルダス・ホイッスラーさん、あなた方サイ・デバンカーチームは、CIAから研究費をもらっています。そしてZZCも……どこからお金が出ているか、そして私を罠にはめようと、どんな計画が練られているのか、すべて知っています」
「――は?」
 司会者と、二人の論客たちの顔つきが一斉に変わった。
「CIAはUFOの世論操作も行っている。大規模な隠ぺいはNSAの方ですが、彼らは懐疑派の手品師や御用科学者を大量に雇って、UFOの大部分が飛行機や自然現象、カメラの技術的問題や見間違い、幻覚等で片付け、地球外の証拠は全くないと結論付けるのです。昔からの常套手段ですね」
 ハリエットはパッドに表示された一覧表を突きつけた。彼らはMHに行ったことがないなどとうそぶいているが、実際は入り浸っているはずだった。
「どっから持ってきたんです? こんなモノを」
「たった今証拠を出せとおっしゃったのは、あなた方ではないですか?」
「また都市伝説か! 陰謀論者は言いっぱなしで気楽でいい、コトによっては名誉棄損だ!」
 スーとエイジャックスが、事前に調べていたものだった。
「あなた方は、世論を誘導するために雇われたのです。CIAのNY事務所で今日、事前のMTGで語られた、その音声を公開します!」
 ハリエットがエスメラルダにゴーサインを出すと、唐突にパッドから音声が流れ出した。
『小娘を完全に叩き潰せ。金に見合った仕事をするように――』
 ライジンガー局長の声だった。
『分かりました。クルーザーの件よろしくお願いします』
『もちろん。終わったらこれで乾杯してくれ』
『オォッ、シャルドネ。これは私の好物だ』
 音声が流れ続けると、大人たちの顔色は赤色から青色へと血相を変えた。ハリエットは、彼ら一人一人が、帝国財団の御用科学者だと看破した。
「あ……あああ、なんて馬鹿なコトを。妻も子供も見てるんだぞ! やめろ」
「盗聴だ、プライバシーの侵害だぞ。訴えてやる!」
「許せん!」
 タウンゼントがそう叫んで、ハティに掴みかかろうとする。マックが片手で投げ飛ばしたところで、TV画面が消えた。
「お時間となりました。ここでいったんCMです」
 画面の外で、ドタドタというスタジオの騒音が鳴り響いている。
「行こう、もうここには用はない」
 マックは帰ろうとする。長居は無用だった。
「えぇ……」
 マックはハリエットをじっと見た。彼女は、平気な顔をして白鳩ロッキーの体を撫でていた。
(これがゆるぎない信念と圧倒的な天の加護という奴なのか? こんな末世に……!)

 マックはタイムズスクエアに停めていた車に乗り込んだ。四方の液晶画面に、一斉に「ゲーム・オブ・マーズ」のCMがバッと流れ出した。三人は、一瞬何が起こったかと見上げた。すると、運転席のマックがうずくまった。
「ウウ……」
 マックは突然、フラッシュバックに襲われたのだった。
「な……どうしたの!?」
 エスメラルダがマックの肩に手を置く。
「……なんでもない」
 結局、マックは後部座席に横たわり、エスメラルダが運転を代わって車を出した。

     *

 マンハッタンホーンに逃げ込んだギャラガー市長に、ジェイドは言った。
「お前がチンピラの幹部だった前の世界線の歴史を改ざんし、我々は、その情熱に免じてこの重大な世界線のNY市長という任務を任せた。他の誰よりも権力に対する情熱を持っていたからだ。くれぐれも私欲などで私を失望させることなく、市長職を全うしろ。むやみに相手を恐れるな。小娘よりお前の方が立場が上なんだ。我々の力を見くびってはならない。それより、人類の存続のために、私は動いている。これからが大事な時期だぞ。今一度肝に銘じるんだ――いいな?」
 ジェイド・ロートリックスはアウローラに対して、初めて危機意識を抱いていたが、ギャラガーに対しては失望していた。
「は……はい。分かりました」
「よろしい」
 ジェイドは、懐から透明スマホを取り出し、大統領にホットラインをつないだ。
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