「聖剣の光」 ~流れを流す為に~
文字数 1,226文字
今回はストーリー部分に関して教えてくれるんだったな?
ストーリーは原作と小説って違うのか?
大きな意味で言えば、内容は変わらないんですね。
主人公が修行して大会に出て、魔王を倒すみたいな。
ただ、細かく言うと違う部分は結構あったりします。
大地の塔イベントを早めに行ったりしてますし、大会の出場メンバーも増やしています。
大地の塔イベントって、魔王直属軍のデスとの戦いですよね。
あれはどうしてタイミングを早めたんですか?
原作ではあのイベントを出した時って、何もイベントの無い修行だけのパートなんですよ。
もちろん、それだけで無駄話をダラダラ書いても良かったんですけどね……
折角なんで入れ込んでみました。
似た様な理由でミノタウロス戦も時期をずらしています。
本来は全国大会へ向かう道中で、出会って戦うはずだったんですね。
折角の直属軍戦なので1つの章に分けてみました。
増やしましたね。
原作の予選大会では主人公は2回戦ったら優勝、本選大会では3回戦ったら優勝なんです。
シードって事もありますが、単純に参加人数が少ないんですよね。
まあ、そうなんですけどね。
でもわざわざ予選大会まで開いているのに、参加人数が10人位ってのもおかしいかな? と思いまして。
実際に主人公が原作通りに戦った大会は、最後の世界大会だけなんですね。
世界大会では残念ながら主人公は準優勝になってしまいましたね。
結局は主人公の人生で唯一の敗北だったんですよね。
しかも相手が薬中だったんだろ?
何でこんなイベントにしたんだ?
原作では世界大会で優勝するかどうかで、エンディングが変わってしまうんですね。
正規の流れであれば、優勝で魔王戦に続いて行くんですけど……
少数ながら見て下さっている方にビックリして欲しかった、ってのもありました。
普通に考えれば、ここまで不敗でやってきて負けるって事は中々無いじゃないですか?
ただ、普通に負けちゃってもアレなんで……勝負に勝って試合に負けた風にしました。
相手は薬中の魔法剣士でしたけど、魔王の影が取り付いたパワーアップ状態でした。
主人公の負けイベントを作る為に、原作には無かった魔王の影イベントを追加しました。
あれは原作には無かったんですか?
確かにあそこまでいって、普通の人間に負けてしまうのもアレですもんね。
なるほど。
何とも言えないモヤモヤ感を残しつつ、次の魔王との最終決戦で発散するんだな。
一応はそのつもりです。
実際の魔王との最終決戦でもひねりましたし。
おいおい、長編だったからってまだ引っ張るのかよ?
これを書いている時点(2021/3/28)で小説版・聖剣の光も完結したぜ。
本気で続けようと思えば、100話位でも書けますよ。
それを考えれば全然巻いている方だって。
多分、10回にもならないから。
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