チャットノベルが書きたかった

文字数 776文字

で、どうなんだ?

実際にチャットノベル形式の物を書いてみて。

そうだなあ……

思ったより時間が掛かっちゃうね。

毎回セリフタイプとアイコンと吹き出しの色を設定して、それから文章を書かないといけないからな。

そりゃ大変だろうさ。

台詞ごとに投稿するボタンも押さないといけないし。

一瞬、最初はちょっと長めの作品をこの形式で書いてみようと思ってたんだけど……

それはヤバ過ぎるだろ。

手間がとんでもねえよ。

本当だね。

この形式で物語を紡いでいる他作者さんにはリスペクトしか無いね。

いっその事、この1台詞で長文を詰め込んでしまったらどうなんだ?

ちょっとやってみようか?

え……?

 とある森の近くの小屋におじいさんが1人で住んでいた。

 ペットとして1匹の喋る白猫を傍に置いて…



「じじい、今のアンタじゃ無理だぜ」

「何だと?」

「そんな武術の大会なんぞに出て、勝てる訳無いじゃんか」

「何の、このレイス! まだ222歳! 若いもんには…」

「いやいや、自分の身体をよく見てみ?どっからどう見ても、ただのじじいだろうが」



 魔王との死闘から200年が経った今、勇者の存在を知る者も居なくなった。今はその伝説だけが伝承として残っているだけであった。



「何だと、やんのか? この化け猫が!」

「何だと、このじじい! やってやんよ!」



 木の枝を拾い殴りかかるじじい。それをニャン太はいとも簡単に回避する。


 実際の所じじいにしては素晴らしい動きであるが、流石に若い頃と比べる事は出来ない。


 続けざまに木の枝を振りかざすじじいだったが、ニャン太のカウンターの爪を食らって倒れる。



「ううう……何で……何で……」


聖剣の光の第2話の一部だな。
折角のチャットノベルの長所を全殺しだね。

これだったら普通の形式で書けば良いだけだよ。

確かにそうだな。
 
この形式で頑張っている方は凄いと思います。

私は普通の形式で頑張ります……

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登場人物紹介

【まさきち】

作者です。

チャットノベルを書きたい、という理由だけでこの場所を設けたヤツ。

誰も聞きたがらない裏話も言っちゃいます。

【くまま】

アシスタント要員。

相方が居た方が良いだろうという理由で作成されたキャラ。

言葉遣いは微妙で何でも聞く、中身が作者だから許されるヤツ。

【聖剣の光】

主人公がじじいという、頭のイカれた設定のRPG。

育成型のRPGだが、実際にやってみると割と面倒くさい。


違う場所で書かれた作品。

【お供の日記】

違う場所で暇潰しに書き上げた作品。

短く簡単な内容に、何とも言えないラストの微妙オブ微妙。

【少年と神と邪神】

ノベルデイズさんで書かれた一話完結の作品。

作品ってか、ただのネタ帳なのでは疑惑有り。

神様って大変だね。

【Red Assassin】

2021/3/29公開開始した作品。

アサシンである主人公が体験する不思議な世界と能力。

それを頼りに過去を変える。


違う場所で書かれた作品。

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