「聖剣の光」 ~おまけ扱いのミニストーリー~
文字数 1,426文字
本編主人公の使い魔である、聖霊見習いのニャン太が主人公なんですよね。
何でニャン太を主人公にしたんだ?
特別なキャラなのは聞いたけど、他にも居たんじゃ無いのか?
ドーンやらヘンリーやらケーオやら。
小説では色々とあったその3人なんですが……
原作ではそうでも無いんですよ。
ドーンは小説では予選大会前に森で出会い、その後も主人公と交流を図りエンディングにまで登場しました。
原作では、予選大会で会話する事が出来ます。
が、会話しなくても問題はありません。
会話の有り無しで、本選大会で会った時に台詞がちょっと変わる程度です。
はい。
本選大会でバトルして以降の出番はありません。
ヘンリーはもっと酷いです。
小説では若干、ライバルみたいな感じで存在してました。
でも原作では何の交流も無く、ただ全国大会の決戦で戦うだけのキャラです。
もちろん、その後の出番はありません。
ケーオも小説では薬を使用して強くなる&魔王に憑依される強キャラでした。
作中で唯一主人公に勝ったキャラでもあります。
小説でバトル扱いでは無いニャン太と主人公のじゃれ合いは別ですが。
原作ではニャン太が主人公に唯一完勝出来るキャラですもんね。
他は鍛え方次第では勝てますから。
原作のケーオは、これまた酷いです。
世界大会の決戦で戦うだけのキャラです。
最初から最後までイカれたキャラになってますね。
一応ドーンがケーオを追っている、って設定は生きてますよ。
つまり、おまけストーリーとしてはニャン太が適任だったんだな。
そうなりますね。
さて、話をニャン太編に戻しますが……
ニャン太って精霊ではありますが、猫の姿をしていますよね?
なので、基本的な相手は動物になってきます。
動物以外の相手って、主竜と人間(戦車)とかですよね。
どっちも後半の相手でしたけど。
人間に仕えていた精霊が最後に人間と戦います。
そもそもの設定的な物で言えば、精霊であるニャン太だと戦車でも普通に勝てるんですよね。
実際に攻撃をかわして破壊してたもんな。
トドメは戦車の自爆だったけどな。
流石に原作はゲームなので、ニャン太を鍛える必要は出て来ます。
おまけストーリーだったんだろ?
それこそニャン太無双で良かったんじゃね?
確かに……
ニャン太編開始時点のニャン太だと、主竜や戦車には勝てませんもんね。
一応はやり込み要素のあるRPGなので、おまけでも鍛えたかったんですよ。
細かく言うならば、ニャン太編にはいる為に力の実をストックする訳ですが。
多少は出来ます。
でもニャン太編はエンカウントバトルは無くて、全てがイベント戦闘なんです。
あえて言うならば、鶏戦は何回でも出来る修行用バトルですけど。
ニャン太編なのに、ニャン太関係ない話題をしていた所為だ!
ドーンやヘンリーの話はもっとアッサリにするべきだったな!
数少ない読者が飽きちまうだろ!
流石に今回のは戴けねえな!
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