第19話:ディズニLへと長岡の友人と再会

文字数 1,631文字

 また、話は、変わって、村下の家庭サービスの話を書くことにする。実は、最近、車をパジェロ・ディーゼルターボから2400シーシーのデリカ・スペースギアのガゾリン車に替えた。 その理由は二つ、一つ目は、ディーゼル特有の黒い煙が、気になってきた事。二つ目は、子供達が大きくなって、パジェロが、狭く感じられるようになったためである。

 そしてデリカ・スペース・ギアでの今回が、初めての長距離ドライブである。かねてから東京ディズニーランドに行ってみたいと長女の提案で実現したのである。土曜の朝6時に家を出て、一路、東京ディスニーランドへ、おにぎりと、お茶を持参して、車で出発した。途中のサービスエリアで、トイレ休憩をはさみながり、余裕を持ったドライブだった。 

 その後、東京に入る頃から徐々に車が混み出してきた。首都高は、いつも、のろのろ運転だった。十一時前に、無事、東京ディズニーランドの駐車場に着いた。チケットを買い入園した。入ると、乳母車の長男の所へ、ミッキーが、寄ってきて、手を振るが、子供は、あまり興味なさそうな反応にミッキーが顔を近づけてきたとたん、泣き出した。

 びっくりした様で、ミッキーは立ち去った。その後大きくなっても、ディズニーのキャラクターには、興味がない様子だった。その代わり、娘たちが、代わる代わる、ポーズを取って、写真に収まった。彼女たちは、早足で、自分の興味のある、魅惑のチキルームや、ゴーカートへ行き、楽しんだ。

 なかでも、園内を走る乗り物や、ショーが好きで、ジャングルクルーズ、トゥモローランド行きのスカイウェイ「ロープウェイ」、ウエスタンリバー鉄道、スターツアーズ、キャプテンEOで喜んでいた。当時は、まだ、現在みたいに混んではいなかった。15時頃、一度、サンルートホテルにチェックインして昼寝をした。

 その後、16時半頃、また、ディズニーランドへ夜のパレードを見るために出かけた。夕食は、レストランを探して、ハウスのカレー・レストランに決めた。ポップコーンも買い込んで、暗くなるのを待った。ついにエレクトリカル・パレードを見ることができた。確かに素晴らしい。
2人の娘たちは、自分たちが、お姫様になった様な気分で、パレードをうっとりと見ていた。

 村下が、素晴らしい豪華なパレードに目が釘付けになったのは言うまでもない。その後、転勤してもできるだけ、ここへ来たいと心に誓った。パレード、終了後、ホテルに帰り、今日のいろんな話で、盛り上がり興奮し寝付けなかった。そのためか、翌日は、8時過ぎに起き、朝食をとり、チェックアウトして10時頃からディズニーランドに入った。

 長女は、村下とゴーカートに、夢中で、奥さんと、小さなお子さんは、安全なロープウェイ、ウエスタンリバー鉄道に乗ったりショーを見たりした。昼食後、一時過ぎに松本へ向け、スペースギアに乗り込み出発した。帰りの車中は、疲れのせいか子どもたちは爆睡。そのためサービスエリアも2回立ち寄っただけで17時過ぎに自宅へつき風呂に入った。

 その後、東京デイズニーランドの話で盛り上がった。この晩も子供達は、車中での熟睡のせいもあって、遅くまで起きていた。大人の方が、先に寝てしまった。5月の中旬、電話で東京支店長から東京支店の立川にある多摩営業所への転勤先が決まったと連絡が入った。ふと、その時、栄子が、転勤の時は、事前に連絡して欲しいと言った事を思い出した。

 そこで、長岡の栄子に電話して転勤の話をした。すると、8月の夏休みに長野へ行くと連絡してきた。8月20日、こちらへ来ると電話して来た。また、以前、別れた豊野駅で、12時に待ち合わせた。今回は、一人だけで来るという。

 3年ぶりに会ったが、多少、肉付きが良くなった程度で、ひと目でわかった。車で、ドライブ中、今回は、長岡から、友人に、十日町まで、送ってもらって、そこから、飯山線で来たと言っていた。その為、意外と早く着いたと言っていた。
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