第九話 「城塞都市サンドリオ」04
文字数 1,680文字
店を出て二人は街の中心部に向かって歩く。
2017/12/05 08:57
レイキュアは一軒の宝飾店の前で止まる。
2017/12/05 09:10
店に入りレイキュアは注文していた、隊員の人数分のネックレスを買い込む。
2017/12/05 09:11
レイキュアが差し出したネックレスは、馬蹄形で銀色の金具の中心に、スカーレッド・カラーの小さな赤い宝石が揺れていた。
石は二カ所が二つの輪で繋がっていて、微細な振動でも揺れ動く構造になっているようだ。光を反射して赤く輝いている。
石は二カ所が二つの輪で繋がっていて、微細な振動でも揺れ動く構造になっているようだ。光を反射して赤く輝いている。
2017/12/05 09:12
野郎ばかりのランツィアで、そんな記念品のアクセサリーなどやる必要はないが、何かウチなりに士気を高める方法を考えてみようかと、シュンは考えた。
2017/12/05 09:15
シュンの頭の中にモヤッとしたアイデアが浮かぶが、なかなか具体的な形にまとまらない。
街の中心部にあるギルドの前に着き二人で入る。
シュンはここに来るのは初めてだった。
ここでクエストを発動する事はないので、中に戦闘種の姿は見えない。
観光客らしき数人が壁に貼られている各城壁のランキングボードを眺めている。
北城塞グロッセナのトップにはシュンの名札が掛けられている。
その横には東西の最強の名前があった。
街の中心部にあるギルドの前に着き二人で入る。
シュンはここに来るのは初めてだった。
ここでクエストを発動する事はないので、中に戦闘種の姿は見えない。
観光客らしき数人が壁に貼られている各城壁のランキングボードを眺めている。
北城塞グロッセナのトップにはシュンの名札が掛けられている。
その横には東西の最強の名前があった。
2017/12/05 09:24
シュンは首を横に振る。不思議とそんな気持ちは湧いてこなかった。
2017/12/05 09:25
ただ強いだけではこれだけのポイントは稼げない。
生き残る術を持ち、信じられる仲間がいるからこそ、ここまで戦えるのだ。
それから二人は居住地区に隣接する公園に行く。
芝生と木々の緑が溢れる開放的な空間には街の人々が大勢、寛いでいた。
生き残る術を持ち、信じられる仲間がいるからこそ、ここまで戦えるのだ。
それから二人は居住地区に隣接する公園に行く。
芝生と木々の緑が溢れる開放的な空間には街の人々が大勢、寛いでいた。
2017/12/05 09:27
この街の電力の使用は東西南北の城塞都市より自由度がある。
故に快適に過ごす事ができた。
故に快適に過ごす事ができた。
2017/12/05 09:28
二人で公園の石畳を歩きながら話をする。
池があり周辺の広場に屋台が何店か出ていてた。
池があり周辺の広場に屋台が何店か出ていてた。
2017/12/05 09:29
レイキュアは笑って振り向き、街の中央を指さす。
2017/12/05 09:45
二人はベンチに腰掛け暫く無言で空に浮かぶ雲を眺めた。
そう言えばグロッセナでのんびりと空を見上げた事があっただろうか? シュンはふとそんな事を考えた。
夕刻、再び馬車に乗り二人はグロッセナの南門に帰り着く。
2017/12/05 09:47
レイキュアはそう言って笑った。
2017/12/05 09:54