第九話 「城塞都市サンドリオ」02
文字数 1,441文字
フィオーレの扉を開けると、なんとレイキュアがホール仕事をしている。
店は混雑していた。
店は混雑していた。
2017/12/04 17:12
シュンたちはカウンターに近い小さなテーブル座る。
2017/12/04 17:13
アルバーが感心しているような表情で言う。
2017/12/04 17:14
彼女たちはそうやって戦闘種と店の手伝い、事務などを兼業しながら将来の道を模索するのだ。
赤いエプロンを付けたレイキュアがビールジョッキを二つ運んで来た。
ついでに料理も何品か注文する。
赤いエプロンを付けたレイキュアがビールジョッキを二つ運んで来た。
ついでに料理も何品か注文する。
2017/12/04 17:15
そう言うレイキュアはカウンターに出された料理や飲み物を客のテーブルに運び、一言二言、客と談笑を交わしている。
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レイキュアに飯を食わせてもらい、スカーレッドの事務所に転がり込んでいた頃、一宿一飯の恩義とばかりに、シュンは時々この店を手伝っていたのだ。
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アルバーは難しい顔で言うが、確かにその通りだった。
2017/12/04 17:18
料理を一通り平らげて、ビールを何杯かお替りする。
客が引け始め手すきになったレイキュアが、カウンターの椅子を動かし、ビールグラスを持って隣に座った。
客が引け始め手すきになったレイキュアが、カウンターの椅子を動かし、ビールグラスを持って隣に座った。
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アルバーはシュンと違って気遣いのできる男だった。
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シュンはレイキュアの方に向き直る。
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アルバーは小さく頷く。今後の事など、二人で話し合ってくれればシュンとしても助かるのだ。
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サンドリオに行くのは久しぶりだった。
一度この街でどんな商売ができるかとの視点で、あの街を見てみるのも良いかもしれないし、仕事がらみで断る理由もない。
一度この街でどんな商売ができるかとの視点で、あの街を見てみるのも良いかもしれないし、仕事がらみで断る理由もない。
2017/12/04 17:24