第十二話 「西での最強同志」03
文字数 1,186文字
部屋を出て一階に下りると、ロビーのソファーにシーザリオが座っている。
2017/12/06 11:03
二人で外に出で通りを歩く。
シュンは酒場にでも行くのかと思っていたがシーザリオはいきなり高級そうなレストランに入った。
シュンは酒場にでも行くのかと思っていたがシーザリオはいきなり高級そうなレストランに入った。
2017/12/06 11:03
店内に客はいなかった。
こんな時だから当然だ。シーザリオはメニューを見て、適当に注文する。
こんな時だから当然だ。シーザリオはメニューを見て、適当に注文する。
2017/12/06 11:04
シュンは話題を振った。
2017/12/06 11:05
シーザリオの説明はこうだった。
彼は一人で森の奥を飛び回り、大物のベヒモスを探すが、他のチームが後をついて回り、中から小物のベヒモスを狩っているとの事だった。
彼は一人で森の奥を飛び回り、大物のベヒモスを探すが、他のチームが後をついて回り、中から小物のベヒモスを狩っているとの事だった。
2017/12/06 11:06
要は本当に単なる取り巻きの集団らしかった。
たったひとりのチーム、それが東の最強の姿だ。
フルコースの料理が運ばれグラスにはワインが注がれる。
シュンはふと、グロッセナに戻ったらレイキュアを誘ってこんな店に行ってみようかと思い、なんでこんな時にと苦笑する。
たったひとりのチーム、それが東の最強の姿だ。
フルコースの料理が運ばれグラスにはワインが注がれる。
シュンはふと、グロッセナに戻ったらレイキュアを誘ってこんな店に行ってみようかと思い、なんでこんな時にと苦笑する。
2017/12/06 11:07
シュンたちは料理を片付け、ワインを飲みながら話をする。
2017/12/06 11:08
戦闘種の中にはボイントが付かない下のベヒモスを軽んじる傾向があるが、普通の人間にとっては弱くても脅威には違いなかった。
2017/12/06 11:09
シーザリオは純粋に強敵と戦いたいとの欲求があるようだ。
2017/12/06 11:09
Sクラスはサラマンドラ、フェニックス、ヴァルキューレなどで、ベヒモスと言っても特別な存在だ。
2017/12/06 11:10
シーザリオは露骨に残念そうな顔をしてみせる。
2017/12/06 11:10
あのシュンが見たカーバンクルは時が経つにつれ、他のベヒモスを取り込みサラマンドラとはまた違う【火炎】のスキルを使う、Sクラスのキマイラになるはずだった。
それ故にギルドは早期のクエストで脅威を排除したかったのだ。
それ故にギルドは早期のクエストで脅威を排除したかったのだ。
2017/12/06 11:11
こいつは戦い以外には興味がないらしい、と呆れつつシュンは思った。
2017/12/06 11:12