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文字数 341文字
今日は赤がラッキーカラーですという音声が
耳に残ったからというわけじゃないけれど
赤が少し強いスカーフをちょっと
可愛くアレンジして
二日酔いでぼやけたメイクから
遠い場所へ目がいくようにあしらえる
三十路も軽く過ぎると
好きだった甘めのお酒は
可愛く見せるための特別な日を除けば
寝起きに絶望しか待ってないから
友達飲みには可愛さのかけらも見当たらない
ジョッキ片手にはしゃぐ日々
平凡に地道に生きてます
いけないことですか?
東京生まれ東京育ち
地元が東京って良いですね!と
会う人会う人に言われるけど
近所の同い年の半分は私立に行ってて
兄弟いないから真隣の人といつも比べられて
子供ながらにいつも卑屈に生きて来なきゃいけない人生でしたが
なにか羨ましいところありますか?
なんてそれすら嫌味に聞こえるんでしょうけどね