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文字数 364文字



ここ何年もの朝のローテは変わらずに
飽きもせずにただの惰性で生きてる
同じルート同じ時間にこだわりはないけど
少しのズレがなんか気持ち悪い
田舎はつまらないとかいうけれど
都会と言われるここも慣れれば
生き辛さという意味ではココもアソコも
大して変わらないと住めば思う
存在を消したいときは主張しなければいい
自信に満ち溢れた毎日を愉しみたければ
感情だけを消し去ればいい
どちらに転んだとしても
そこに咲く華があるならどんな花でも身に纏い
明日までもがいて進めばいいだけ
たとえ何か失ったとしても
人は両手に抱えられないものは持ち越せないから
別の何かをみつけるまで
ただひたすら走り続けるしかない
紛い物でも磨けばそれなりに
太陽の下なら眩いくらい光り輝く
君は本物かそれとも…
でもそのくらいで僕にはちょうどいい
君のおかげで真っ直ぐに
ただ真っ直ぐに迷わずにいられる


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