文字数 452文字



あなたの目をいつまでも見つめ続けていられる
あたたかい気持ちになるから
優しく交差する時もあるけど
でもあなたはいつもどこかを見ている
その小さな四角いものの向こうに
私の知らないあなたからだけ見える世界
私以外に向けられる笑顔が
私に寂しさをいつも植え付ける
寄りかかる私を振りほどくように煩わしさを感じてる
私の手を握りながら今のあなたの気持ちは
私の方には向いてないことは伝わってくる
でも私には今あなたしかいないから
とても短い時間でもあなたが見えなくなったら
心が壊れそうになる
泣け叫ぶ太陽の下真っ暗闇の切ない心
あなたは私以外の
あなたを笑顔で満ち溢れさせてくれる
どこか別の世界でこの瞬間生きているのね
邪魔しないように音も立てずに
私は寂しさを埋めるように
あなた以外に夢中になって
あなたが思うように邪魔することなく
あなたのために静かに見守るの
忘れた頃でもいいから時々
虚空の眼差しと慈愛の微笑みをください
あなたを愛してるから
私がどこか遠くへ行っても
その四角い箱の向こうの世界から
あなたの心からの笑顔が見えるなら
私はそれでもいい
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