美月流☆時空間トラベリング~聖域編【Ⅱ】~
文字数 1,067文字
いらっしゃいませ。そしてお帰りなさいませ。
庄内多季物語工房へ、ようこそおいで下さいました。
さて、今宵は、物語収穫人である私、佐藤美月が、時空間トラベリングへと、あなたをお誘い致します。
準備はよろしいですか?
今回アクセスする領域は、聖域に意識を置き続けるメリットに関してです。
前回の記事で、ハートチャクラと呼ばれる胸の中央辺りに意識を置いておくと、ポジティブにもネガティブにも偏(かたよ)ることのない、中庸の状態を保っていられることをお話しました。
今回は、そんな聖域のような場所に意識を置き続けるメリットについて、もう少し掘り下げて、お話してみたいと思います。
結局のところ、ポジティブな状態も、ネガティブな状態も、感情の波であることに、変わりはありません。
そして中庸の状態とは、言ってみれば、砂浜に腰を落ち着けているようなものだと思います。
砂浜に座り、寄せては返す波を眺めている状態なので、ポジティブな波に乗るにしろ、ネガティブな波に乗るにしろ、それを自分で意識的に選べる場所にいるということです。
これが意識的に選べる場所にいない場合、いつの間にかネガティブな波に飲まれたり、いつの間にかポジティブな高波に持ち上げられたりしてしまいます。
そんなふうにして、感情の波に翻弄されてしまうのです。
その結果、エネルギー漏れを起こしてしまい、必要な時に集中力をなくして、思うような結果を手に出来なかったりします。
けれども、ポジティブに振れることも、ネガティブに振れることも、別に悪いことではないのです。
大切なことは、今の自分の状態を常に把握出来るよう、砂浜に、『ブレない自分』というもう一人の自分を、番人として据えておくことです。
結局、感情の波に翻弄されているうちは、自分のことだけで、一杯一杯になってしまいがちです。
ですから、自分自身に余裕を持たせるためにも、周りの人達に気を配る余裕を持つためにも、砂浜に、番人を据えておきたいものですね。
それでは、今宵も最後までお付き合い下さいまして、誠にありがとうございました。
またのご来訪を、心よりお待ち致しております。
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