美月流☆サクセス・モデリング~奇跡旋風編~

文字数 1,624文字




 いらっしゃいませ。そしてお帰りなさいませ。

 庄内多季物語工房へ、ようこそおいで下さいました。

 さて、今宵は、物語収穫人である私、佐藤美月と一緒に、サクセス・モデリングにチャレンジしていきましょう。

 今回取り上げるテーマは、奇跡旋風を巻き起こすメカニズムについてです。




 様々な分野で成功を収めているジェームス・スキナー氏の新潟初講演会が行われる際、ボランティアスタッフとして参加させて頂いたことがあります。

 実は、このジェームス・スキナー氏を我が県に招致したいというムーブメントは、熊本に始まり、新潟、沖縄、広島、大阪、北海道と、全国に飛び火しました。

 そして、このムーブメントの台風の目となっているのが、人気セミナー講師でもあるスキナー氏のセミナーを受講し、その情熱と生き様のダイナミックさに感銘を受けた受講生の方々なのです。

 各々の講演会の会場として選ばれているのは、1500人規模の大ホールばかりです。

 その大ホールの満席を目指して、集客経験などほとんどないメンバー達が、日夜奮闘しているのです。

 けれどもだからと言って、準備期間が充分に設けられているというわけでもありません。

 短い時には、2ヶ月足らずの期間で、集客に挑まなくてはならない場合もあります。

 集客経験なし、集客期間も短い、その上スキナー氏の名前を聞いたこともない層にまで、呼び掛けなくてはならない。

 この条件下で、1500人もの集客に成功出来たら、それは奇跡としか呼びようがないでしょう。

 実は、新潟の講演会では、その4分の1の人数しか集客出来ませんでした。

 ところが、その約1週間後に行われた沖縄の講演会では、1700人収容の大ホールが満席だったのです。

 この違いは一体何処にあるのだろうと思っていたところに、沖縄の集客メンバーの一人であるK.Mさんのコメントを、拝読させて頂く機会に預かりました。

 私が彼女のコメントから読み取った大切なポイントは幾つかあるのですが、今回はその中で、最も大切だと思われることをお伝えしておきます。

 それは、会場を満席にするために、自分達に出来る限りのことは全て、全力でやりきったということです。

 何しろ、沖縄県という行政まで巻き込んで、県ぐるみで招致するということにまで至っているわけですからね。

 周りの人々に、一肌脱いでやろうと思わせる、素晴らしい情熱の持ち主なのです。

 けれども、集客のテクニックに関しては、特別なことをしているわけではありませんでした。

 ただ、想いと言葉と行動が、完全に一致していたというだけです。

 それは、物事の大小に関係なく、何事かを成し遂げていく成功者達の特徴の1つでもあります。

 1700人集客したいという想いはある。でも言葉では『難しいよね』と言っていたら、その想いは叶いにくくなります。

 1700人集客したいという想いはある。口に出す言葉も、成功を確信しているポジティブなものばかり。でもそのための行動が中途半端では、やはりその想いは叶いにくくなります。

 K.Mさんのように、想いと言葉と行動の3点が完璧なバランスを保っていたからこそ、奇跡旋風を巻き起こすことが可能になったのだと思います。

 彼女をお手本にして、私達も、これから何かを成し遂げようと思った時には、想いと言葉と行動のバランスをチェックしながら、進んでいきたいものですね。

 それでは、今宵も最後までお付き合い下さいまして、誠にありがとうございました。

 またのご来訪を、心よりお待ち致しております。


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