第24話 退屈な日々
文字数 412文字
しんじろうの守護について数ヶ月経ったが、ポイントは下りもしなければ上がりもしない。議員や大臣は情報を発してなんぼのところがあるが、以前の威勢はどこへやらである。
家庭を持って丸くなったと言えば聞こえは良いが、防空壕に身を潜めているだけのようにも見える。空襲というのは、目立つところに行なわれる。ひたすら、桜が散るのを待っているのだろうか。
そんな中、いきなりの総辞職のあおりを受けて、守護先の変更が行なわれた。
「きみの担当、最近はパッとしないね。ちょっと難しかったな。今度はもう少し気楽なところだから。」
紹介されたのは、あやしい外国人。
「前の担当が急に転生することになってね。」
係りのやつはああいっているが、どこぞの金持ちかお坊ちゃまがポジションを狙っていたという噂は耳に入っている。さすがに閣僚の背後霊ともなると、いろんな情報が入ってくるものだ。
まあ、政治家のどす黒さに閉口していたところだ。
家庭を持って丸くなったと言えば聞こえは良いが、防空壕に身を潜めているだけのようにも見える。空襲というのは、目立つところに行なわれる。ひたすら、桜が散るのを待っているのだろうか。
そんな中、いきなりの総辞職のあおりを受けて、守護先の変更が行なわれた。
「きみの担当、最近はパッとしないね。ちょっと難しかったな。今度はもう少し気楽なところだから。」
紹介されたのは、あやしい外国人。
「前の担当が急に転生することになってね。」
係りのやつはああいっているが、どこぞの金持ちかお坊ちゃまがポジションを狙っていたという噂は耳に入っている。さすがに閣僚の背後霊ともなると、いろんな情報が入ってくるものだ。
まあ、政治家のどす黒さに閉口していたところだ。