第4話 zorro gris de la noche

文字数 1,295文字

4話のタイトルで歌のタイトルがわかった方いますか?

私が若い頃に流行っていた歌です。素敵な大人の歌でした。

zorro gris de la noche (ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ)

スペイン語で『夜の銀狐』タイトルそのままだったのですね。

「銀狐」とは、ナイトクラブやキャバレーなどの高級飲食店のホステスさんのことを言います。

 『夜の銀狐』が発表されたのは1969年で、東京オリンピック (1964年)を終え、1970年に大阪万博を控え、日本は戦争からの復興のため、景気はうなぎ登りで、1972年には、田中角栄首相の「日本列島改造論」が出ました。

このような好景気のもと、夜の繁華街で遊ぶ人も現在と比べて格段に多く、特に、多くの客を集めるキャバレーやナイトクラブが各地で林立しました。

そこで、ホステスさんは、見事な衣装と化粧でお客を惹き付けるために懸命でした。その衣装や化粧から「銀狐」みたいということになり、それに合わせて『夜の銀狐』という曲が作られたのです。(Yahoo知恵袋)

銀色を検索していて聴いてみたら……

頭の中で鳴ってます。

 ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ。

今の若い人には、古臭いのでしょうか?


銀色でいちばん先に思いついたのは高橋真理子の『連絡』

歌詞に『銀色の星空、銀色の夜』が。

物語の機嫌を損ねてしまった〜

軽はずみなひとこと……


なにを言ってしまったのでしょう?

松山千春は連れ合いが好きで、アパートに行くとレコードがかかっていた。

景気のいい時代。ボーナスでステレオを買いました。狭いアパートに大きなステレオ。指輪より高かった……

塚田茂作詞・宮川泰作曲で作成された『銀色の道』は、NHKの『夢をあなたに』から誕生し、ザ・ピーナッツとダークダックスとの競作となった。

やや童謡的な曲調であり、落ち着いている歌ではあるが、明るめとなっているのが特徴である。宮川と塚田はこの楽曲を作成する際にフォークソングを意識し、ギター、それもAマイナーで作成を行ったと語っている。(Wikipedia)

作曲者の宮川は後年、小学生の一時期在住した北海道紋別市の住友金属鴻之舞鉱山で、土木技術者の父親が建設に携わった専用軌道「鴻紋軌道」のレール跡の水たまりに月の光が映る姿を見て、

「これこそ銀色の道だと確信した」という。 

また同時に、

「この歌詞を彼(塚田茂)から渡されたとき、どことなく懐かしさを覚えました。"遠い遠い遙かな道は冬の嵐が吹いているが谷間の春は花が咲いている-"。

少年期を過ごした鴻之舞に重なる内容です。

正直なところ、曲をつける時点では、それほど意識はしていなかったと思います。でも父が亡くなり、その後、何度か紋別を訪れて、父の無念の思いや自分の望郷の念が重なりあって自分自身、この曲の原点が鴻之舞にあると確信するようになったのです」

と言及している。

鴻之舞鉱山跡地と紋別駅跡地には2003年、同鉱山閉山30周年を記念して「銀色の道」歌碑が建立された。碑の除幕式典が行われた2003年7月20日には宮川自身が紋別を訪れ、鴻之舞と紋別の両式典会場で「銀色の道」を合唱する市民合唱団を指揮した。

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