第26話 ベートーヴェン ベスト20と聴き比べ

文字数 1,586文字

これはYouTuberさんの選んだベストテンなのでしょうか?

『らららクラシック』ベスト20

 ベートーヴェンの生誕250周年を記念して行った投票の結果


第1位 交響曲第9番「合唱つき」
第2位 交響曲第7番
第3位 ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
第4位 ピアノ・ソナタ第14番「月光」
第5位 交響曲第5番「運命」
第6位 交響曲第6番「田園」
第7位 ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
第8位 エリーゼのために
第9位 交響曲第3番「英雄」
第10位 ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」
第11位 ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
第12位 バイオリン・ソナタ第5番
第13番 バイオリン協奏曲
第14位 ロマンス第2番
第15位 トルコ行進曲
第16位 バイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」
第17位 ピアノ・ソナタ第31番
第18位 ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
第19位 ピアノ・ソナタ第32番
第20位 ピアノ協奏曲第4番

 グレン・グールドとベートーベンを検索して執筆しているのですがなかなかまとまりません。

 グールドは第4位の『悲愴』を通俗的だと評価せず1度もリサイタルで弾いていません。

ピアノソナタ第1番第4楽章

ダニエル・バレンボエム

 ベートーヴェンのピアノソナタ全曲を流していて、引っかかった第4楽章。(13分40秒くらいから)

 自作の小説に登場させました。

 ベートーヴェンの交響曲第5番第1楽章の冒頭部分。

「ジャジャジャジャーン」は、動機(モチーフ)とも呼ばれ、たった四つの音から成り立っている。
 このモチーフは運命がドアを叩く音を表している。
 八分休符から始まっているので、

ウン(短い休み)ジャジャジャジャーン……なのです。
 短い呼吸をしてから始まるため、独特の緊張感が生まれる。
 休符から始まることから、冒頭の部分は合わせにくく、指揮者や楽団員にとっては緊張する瞬間!

 初めて買ったクラシック名曲集の指揮者は、バーンスタイン、ジョージ・セル、ブルーノ・ワルターだった。

 何度も聴いた『運命』の指揮者は誰だったのだろう。あの頃は指揮者は気に留めていなかった。

 フィナーレの最後、合唱が

"Got fenken、Got funken!"

で終わると、フルトヴェングラーは他猛烈なスピードで駆け抜ける。

 スコアには"Prestissimo”と指示がある。

”Presto(プレスト)”は元々アンダンテとの比較で”アンダンテよりも速く”程度のスピード感だったものが時代とともにどんどんスピード感が速まってきた。

 ベートーヴェンがここに”プレスティッシモ”と書いたとき、どの程度の速さをイメージしていたのかは指揮者の判断による。

 ラスト、トスカニーニとフルトベングラーが。フルトベングラーの演奏、ハーケンクロイツの旗が……
 ドラマ『のだめカンタービレ』で知った交響曲。YouTubeで交響曲7番を検索するとこればかり続きますね。

 ベートーヴェンは酔ってこの曲を作ったのでは? と何かで読んだことが……

ピアノソナタ第17番第3楽章

 1999年にNHKのドキュメント番組『フジコ〜あるピアニストの軌跡〜』が放映されて大きな反響を呼び、フジコブームが起こった。

 その後、発売されたデビューCD『奇蹟のカンパネラ』は、発売後3ヶ月で30万枚のセールスを記録し、日本のクラシック界では異例の大ヒットとなった。

 1999年、オペラシティコンサートホールでの復活リサイタルを皮切りに、本格的な音楽活動を再開し、国内外で活躍することとなる。

 2001年には、ニューヨークカーネギーホールでのリサイタルを披露する。

 2024年4月21日、膵臓がんのため死去。92歳没。
 偶然テレビ番組を観て、CDも買いました。

 フジ子・ヘミングのベートーヴェンの録画は非常に少ない。

ピアノ協奏曲第5番第3楽章

指揮 ユーリ・シモノフ

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