感覚

文字数 474文字

線路はどこへ続くのか、消え去った朝日の声が
苛まれた、それは屈した思いに、
戸惑った閃光に包まれて
時間が打ち消していく
ただやってきた、終わりの鐘の予感が
持続していく、何もない空欄
生きているのなら、時に、思いを馳せる
何もない感覚が増えている
この構築された大地の中で、
静かに時間だけが過ぎていく
きっとどこに行っても感じることを、記して
時が流れていくのは必然だったのか
思い描いた感覚が静かにやってきては
夕日の中に紛れ込んでいく、残響と共に
あの日、見ていた時、同じことを思っていたのなら
きっとそれは、悲しみのような
でも、酔いに任せて、進んでいく
記憶は、夜の問いの中に流れていった
形が消失していくのは、奇妙だった
風が流れていき、心の中の中心が消失して
それでも微妙な狭間にいて、
それは正しいのか、考え続けているので
思い出すのは記憶の中に、探した幻覚の
未だに奇妙な面影だった
進んでいけば閉じていく
暗闇は時期に消失して
新たな感覚に移り変わるようだ
長かった旅のような
疲れが消えていくのも
感覚だったのかもしれない
とにかく、それは中心から離れて
今日も運命のように連なっていく
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み