記憶

文字数 439文字

熱源が破裂する訪れた夜に
蝋燭の火に紛れ、全てが終わる
歩いていた冬の雪が、
いつか溶けていくような、奇妙な感触に
もはやわからず、打ち捨てられた形に
未知の感覚に、現れる構築された
影が蘇り、惹きつけて、法則に破裂した
確かめたかった、分子の継続は
ひたすら闇の中に進んでいく
訪れた無感覚に、それが鮮明に、映り出す
荒れ果てた大地についての、構想に
どこへ行くのか、理由すらわからず、
それが導く、性質によれば、
ただ落ちていった、雨の響きに
形すら曖昧な想像の破片
朽ち果てた輪郭を構成していく
僅か一・五キロの描き出す、奇妙さに
思考が破裂した残骸を、描く
いったい目的は、導いていく
あるべき場所へと
出会った時は、選ばなかった
時期に迎えにやってくるのは、
絶望に紛れた、生活の中で、
いつか全てが描き出す
空間にやってくれば、伸びていく
輪郭は引き続き、
今でも記憶の中に残っている、あの日の
揺らいだ感覚すらも、
予測されていき、
その看板ですら意味を抱き
進んでいく、記憶の旅
選んだのは、相互で、
降りていくのは、光だった

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み