ファンレター
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本年もお世話になりました
アブラハムの生涯のやりとり、楽しく拝読させて頂きました。 盲目でした。アブラハムは約束の地を受け継ぐことなく去ったのは忘れていました。 アブラハムは幸せだったのでしょう。彼にとって地上は試練の地。 今は御国にて安らかに過ごしているのでしょう。 解説を読んで少し安心しました。たとえ、目的が果たせなくても信仰を揺るがすものではない。 先人達から学ぶべきことはまだまだ多いですね。 本年もお世話になりました。 mika先生のご活躍を祈念しております。 良いお年をお迎え下さいませ。
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イサクとリベカ
『イサクとリベカの結婚のある風景』という絵もありますよね? 昔からロマンチックな印象のエピソードだったのかなと思います。 リベカは「異人歓待の掟」通りの行動を取り、親切に振舞いましたが、水汲みの重労働を思ったら、なかなかできることではなかったのかもしれません。だからこそ、エリエゼルは神の選んだ女性だと思ったのかもしれませんね。 親戚とはいえ、見知らぬ土地にお嫁入りすることは、かなりの決断力が必要だったはず。リベカは勇気がありますね。 今回は穏やかで美しいお話。読んでいてほっとしました!
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創世記22-23章「息子を殺そうとしたアブラハム」「ナホルからの知らせ/サラの死」 キルケゴール「おそれとおののき」 エフタの娘
創世記23章でアブラハムが要求された土地の値段が法外なものだったというのは驚きで、この情報でエフロンのイメージが、私の中で変わりました。さらに「マクぺラの洞穴」に関する近現代の痛ましい事件については、現代人としては知っておきたい情報で、宗教のネガティブな側面についてあらためて考えさせられました。 創世記22章で息子を殺そうとしたアブラハムについて、キルケゴールが「おそれとおののき」の中でコメントしていた話は勉強になりました。私はキルケゴールの著作は「死に至る病」をはじめ、いくつかは読んでお ... 続きを見る
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絵があるといいです!
mikaさん、ティントレットとラファエロの絵、拝見しました! すごくいいです。やっぱり絵があると、感覚的に理解しやすいですね。印象派などの絵画にくらべて、宗教画については「重たい」イメージを持ってしまいがちですが、聖書の理解があるのとないのとでは大違い。ぜひ他のも追加して下さい!
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土地を買う。
mikaさん、今回も有り難うございます。 これも『名画が描く―』には掲載のない話でした。なので一層、絵画も嬉しいです! ところで結構不動産売買の話が出てきますね。土地の個人所有というのは、当然の概念だったのでしょうね。 結婚の所でも思いましたが、やはり人間同士でも「契約」が当然になっているから、 「神」と「人間」もその構造に乗るんだなあ、と思わされました。 不謹慎ながら、「『創世記』不動産売買物語」なども構想してしまいそうな勢いです。 有り難うございました。
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有名な!
mikaさん、こんばんは。ついにイサクの犠牲ですね。 イサクが何か変だと思っていた、であるとか三種類の訳、神の慌てぶりなど大変面白く読ませてただ来ました。 そしてギリシア神話との比較論ですね。哲学者ならずとも興味深いテーマです。 そして、有名な二枚の絵! どちらも『名画が描く 罪深き旧約聖書』に掲載されていましたが、やはり西洋画は聖書を知ると面白さ倍増です。 有り難うございました。
佐久田 和季
ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』
数年前、子どもの大学受験を体験した親として、身につまされ何度も頷きながら読みました。今まさに受験シーズン、とてもタイムリーな書評。mikaさんの作品は『聖書と文学』「クリスマス・キャロル」のときも感じましたが、時節にあわせた名作を紹介していただけるので特別感があります。 作中の「大人たちの好意と親切心を装った抑圧する力」……響きました。子どもに圧はかけてこなかったつもりだけど、さてどうだったろうかと。「いい親」を装ったダブルバインド(矛盾する命令、二重拘束)は子どもの精神疾患を招きやすいと読ん ... 続きを見る
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