桐一葉

作者 桐乃桐子

[日記・個人ブログ]

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57件のファンレター

梧桐一葉落天下盡知秋

(アオギリの一葉が落ちて天下の秋を知らせる。)

ファンレター

ひまわりの花のプロポーズ

いつも楽しみに読ませていただいています。 励まされたり、ピシャッと頬を打たれたように(攻撃されたという意味ではなく…)背筋を伸ばしたり、学んだり、いろいろな気持ちになって読ませていただいています。 ひまわりさんとの関係のお話、うまく言い表せませんが、素敵だなあと思いました。 名前をつけるという意味では決してありませんが、私は「友情」のほうが、「愛情」よりしっくりくるのです。夫婦も親子も。「愛情」って、なんかずるいと思ってしまって…。抽象的で申し訳ありません。 「友情」のほうが、縛り合わず ... 続きを見る

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26話

すっごく良かった、陳腐な言葉しか出なくて歯がゆいのですが、とても心が温かくなる話でした。 桐乃さんが、ひまわりちゃんから助けてもらうばかりと綴られているけど、桐乃さんの言葉(太陽だよね、とか)や、虫の知らせ的に連絡したりに、ひまわりちゃんはとても支えられていると思うのです。桐乃さんは「不精者」というけど、いざという時に手を差し伸べられるって、本当に心の奥底で通じ合っているんだなぁって……しみじみします。確かに恋や友情よりも深くて幾重にもきめ細かに奥行きがあって……言葉が見つからないですね。そう ... 続きを見る

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25話

森博嗣さんのシリーズで、ある時期から登場人物が名字表記になったというくだりで、私も「あっ」と思いました。上手く説明できないけど、「あっ」ですよね。(笑) そして小説かまんがでの「自分が描いた絵のうえから、無造作に修正をされてしまう」場面のくだりにも、私も「ゾワッ」としました。私、桐乃さんと感覚が似ている気がして嬉しいです。 桐乃さん二十年のキャリアがあるんですね、納得です! 桐乃さんの文章は淀みがなくサラサラ流れ、気持ちよく浸っているといつの間にかどっぷり嵌まって手遅れというか。こなれた文章 ... 続きを見る

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第24話

私、『夕凪の街 桜の国』は読んだことがありませんでした。実は『この世界の片隅に』も。名作なんだろうなとは思いつつ、戦争の可哀相で堅苦しい話なのかと思い込んでしまっていて……。本当にお恥ずかしい。(汗) 桐乃さん、紹介してくださってありがとうございます。ちょうど8月だし読んでみますね。ネットで見たらとても “たおやか” で懐かしい雰囲気の絵なんですね。 生存したが故の自責の念、被爆、そして被爆により続く差別……。被爆を抱えて生きるということの凄絶さは、私には到底想像もつかないです。被爆は呪いで ... 続きを見る

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22話、23話

どちらの話も大共感です! まず22話。私も台詞は聞き取れないタイプです。だから文章、マンガが好き。お笑い、コントならはっきり発声してくれるからまあ聞き取れるんだけど、さり気ない演技とかはもうお手上げ、私もマジで「え?なんて?」(笑)そうか、字幕にすればいいんですね。 そうそう、主語がない人には私も困惑しています。(年輩の方ですよね) 一体なにを言っているのか手探りで推理します。頑張って解決策を提示すると、急に興味が無くなったように白けた感じになるので、「ああ、単に自分の感情を言いたかった ... 続きを見る

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第21話 ずっと走り続ける必要はない

文中に出てくる「休むこと、遊ぶことに対して、へんな罪悪感みたいなものがある」これ、そのまま自分に当てはまります(汗)。私が常にしこりのように感じていたことを、全部桐乃さんが一刀両断してくれました。でも桐乃さんの場合、微笑みながらやんわりと、今までの思い込みを厄落とししてくれるような雰囲気です。上から言われると反発したくなるけど、桐乃さんの場合、傍らから「どうぞ……」とお茶を勧めてくるような感覚。なので、胸にストンと落ちるのです。 今回の文章を読んで、いかに自分が根拠の無い思い込みに憑依されてい ... 続きを見る

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第20話 結び目をほどく

私がいつもぼんやり思っていることを明確に言葉にしていただいて、しかもその言葉がとても耳触りが良くて。“耳触り”と書いたのは、桐乃さんの作品はいつも耳元でゆっくり優しく囁かれているような感触がするからです。 順番にコメントさせてください。想いを告げるときの「好きです」。本当にこの一言ですよね。理由を重ねれば重ねるほど、嘘くさくなるというか、真意が遠ざかるような気がします。「好き」の理由は全部後付けですよね。 そう、私もシンプルが好き。(小説は別にして)日常生活での「匂わせ」や「計算」「駆け引き ... 続きを見る

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第19話

今回のテーマがあまりにも「自分あるある」! 私も、ホントこれなんです!!  (主に職場で)自己評価が低すぎるあまり、「私ごときができるのだからみんなもできるはず、できない人はできないのではなく“やらない”だけ、さぼっている、ずるい、こんな鈍くさい私がやっているのに~」……と内心思っていました。自分の特殊な“ものさし”で図っていましたね~。自分では“謙虚”のつもりが、いつの間にか魔改造されて“傲慢”になっていたかも(汗)。 桐乃さんがラスト近くで綴られた、「自分と他人はまったくべつの存在であり ... 続きを見る

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第18話

『とある休日。』の続きの日常回、念願の冷蔵庫! なんとなく桐乃さんの日常を覗かせてもらっているみたい、毎回興味津々で読んでいます。たまに出てくる「うそやん」とか「アホみたいに」のワードが、西日本の方なんだなぁと、面白くて(^^)。桐乃さんの願い(「一週間ぶんくらいの食料、買い置きしたい」「アイスクリームを買い置きしよう」等)に共感しました。私も同じです(笑)。桐乃さんの場合、日常回以外では、人生のエッセンスについて「こんな見方、考え方もありますよ」と、決して上から押しつけたりはせずに筋道立ててわ ... 続きを見る

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私も間違いなく「ネギラー」です(笑)

私も冷蔵庫にネギが常備されていないと、途端に落ち着かなくなるタイプの人間です。桐乃さんの味覚に共感の嵐。私も薬味はこれでもか!というくらいぶちこみます。桐乃さんが淡々と綴られるレシピ、読んでいるだけで食べたくなってきました~特に冷やしうどん。三種の神器、最高!!  そういえば以前整形外科に通っていた頃、前の人が先生に(整形外科なのに)メンタルの相談をしていて(古い病院で丸聞こえ 笑)そのとき先生が「シナモンは精神安定になるから温かいミルクや紅茶に入れなさい」と回答していたのを、急に思い出しまし ... 続きを見る

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第16話

『自分の感受性くらい』読みました。痛かった。 桐乃さんは今までにたくさんのことを諦めてきたのでしょうか。第16話を読んでそんな風に感じました。それは悪い意味では無くて、「諦める」って私はライフハックだと思っていて。桐乃さんは幼い頃から大きな荷物を背負わされていたのですね。心理的だけでなく、実際に母親に振り回され連れ回され、学校にも通えず、これは虐待……。でもラストで、現在の生活では少しだけ重荷を下ろされたような感触が伝わってきたので、ちょっとホッとしました。筆舌に尽くしがたい体験をしても、誰も ... 続きを見る

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青い鳥のゆくえ

冒頭は「自分探し」と言うワードで始まるけど、自己実現セミナー的なフワフワした話ではなくちゃんと地に足がついていて、それでいて固定された認識が一皮むけるような、そんな素敵なお話しでした。私は桐乃さんがさり気ない日常に向ける慈しみの眼差しが大好きです。確かに人間の認識は、自分が思っているよりバグが多いですよね。情報を集めるときも、人は自然と自分に都合のいい情報を拾ってしまうという話を聞いたことがあります。 「真実はつねに目のまえにある。いまの自分にそれが見えるか見えないか、ただそれだけ」すごくいい ... 続きを見る

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13話 とある休日。

またしつこくファンレターすみません! 瓦そばの描写を読んだらもう、たまらなくなって、またコメディ『名物が、ない。』のときのように調べてしまいました。……これは美味しそう、確かに刻みネギだけでもよさそう。私は関東在住なので、山口県の名物は新鮮ですね。この前調べた名物同様、いつかは食べてみたい(野望)。それから、返信で字の誤りのことを仰ってましたが、私は自分で考えた設定や名前も忘れてしまうような人間なので、まったく気がつきませんでした(^^;)。(短いファンレターなので、返信不要です(^_^)/)

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12話 不言実行、そして言霊

私は桐乃さんのお話が、すごくしっくりくるのです。そうそう、わかる……と。私も「不言実行」タイプです。口に出すと縛られてしまうし、悲観的な感情が湧いてくるし、黙ってやるべき事をやりたいと思っていて。「言霊」についても共感しました。(趣旨と違うかもしれませんが)絶頂期に慢心した言葉を吐いて足元をすくわれてしまった人々の例を、たくさん見てきたような気がします。 桐乃さんの文章は押しつけがなく、読み手に考えさせる余地を与えてくれるので、それがとても心地よいです。スピリチュアルではなく、自分を形作る心理 ... 続きを見る

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11話 道具の使い方

うんうん頷きながら拝読しました。読後に感じたことは、「平素な言葉でとても深いことを語っている……」ということでした。ヘレンケラーから、日本の識字率、そして教育格差、教育の本来の意味を淡々と語られて、最初の一文と呼応するようにラストの一文が締めくくられる。見事なエッセイだと思いました。……私は最近見たネットの記事を思い出してしまいました。詐欺の受け子が逮捕されたニュースで、リュックの中にその子が自分を奮い立たせるために書いたであろうメモがあったんですよ。ポジティブな言葉の羅列で(お金持ちになる、全 ... 続きを見る

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第9話タイムスリップ、あるいは異世界召喚

ああ、素敵……とても面白かったです。私、Twitterを見ているとき挟まれるマンガの異世界転生、ナーロッパ物(笑)をついつい無料部分まで読んで「よくできているなぁ」と感心するタイプです。あれ、面白いですよね。異世界召喚といってもさまざまな設定、世界観があって、そして現実世界でも(心の中で)起こりうることなんだなぁ、と桐乃さんの案内でしみじみ感じました。紹介された『魔性の子』の傍線部分には、グッときましたね。それから『天涯の船』、こんな波瀾万丈な物語に実在のモデルがいるということも驚きです。そして ... 続きを見る

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心に浸透する日記

私、桐乃さんの文章、とても読みやすいのです。綴られている丁寧な暮らし、そこはかとない慈しみの目、静かで透明な余韻が好きです。そして特に『呪いをかける』のお話が好きで何度も読み返しました。もし紙媒体なら、3箇所付箋を貼るような部分があるのです。(私の癖)それから『両手は空けておきたい』、桐乃さんの境遇がチラッと出て、ドキッとしてしまいました。でも声高に表現しないところが逆に心に迫って……。全部飲み込んで今の桐乃さんとなっているのですね。また更新を楽しみにしています。

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