桐一葉

作者 桐乃桐子

[日記・個人ブログ]

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57件のファンレター

梧桐一葉落天下盡知秋

(アオギリの一葉が落ちて天下の秋を知らせる。)

ファンレター

第19話

今回のテーマがあまりにも「自分あるある」! 私も、ホントこれなんです!! 
(主に職場で)自己評価が低すぎるあまり、「私ごときができるのだからみんなもできるはず、できない人はできないのではなく“やらない”だけ、さぼっている、ずるい、こんな鈍くさい私がやっているのに~」……と内心思っていました。自分の特殊な“ものさし”で図っていましたね~。自分では“謙虚”のつもりが、いつの間にか魔改造されて“傲慢”になっていたかも(汗)。
桐乃さんがラスト近くで綴られた、「自分と他人はまったくべつの存在であり、考え方も異なる。それがあたりまえという前提で他人と接すると、すこし気持ちに余裕ができる気がします。」……これ、ついつい普段どこかに置き忘れてしまうことですよね。置き忘れるからトラブルになるような。私にとって、ここも太字ですよ。中盤の「完璧を求めすぎるとうまくいかない」ここも太字。
平明簡素な文章だからすいすい読んでしまうけど、深いことを語られているなあと、しみじみとして、そして心が少し軽くなりました。忘れないようにしますね!(^_^)b

返信(1)

ええっ、佐久田さんはすごく仕事ができる方だと思います。これまでに三作のエッセイを拝見してきて、めちゃくちゃ処理能力の高い方だなと感じましたもの(なんだか上から目線みたいですみません;汗)
佐久田さんのおっしゃるように「できるのにやらない」というタイプのひとも実際いますよね。「自分がやらなくてもほかのだれかがやるだろう」みたいに思っていたり。その皺寄せが、まじめにコツコツやっているひとのところへ行くわけですが。
自分のものさしで他人を測ろうとするのも危険ですが、まじめにやっているひとがバカを見る、という世のなかも、それはかなり危ない風潮だと思うのです。まじめにやってもまったく報われない、と心が折れてみんなが「イチ抜けた」とやるべきことを放棄したら、あっという間に日常生活は滞るし(ストライキの大規模バージョンでしょうか)、下手すると国が傾きます。極論ではありますが。
自分と他人はまったくべつの存在、というのは、ごくあたりまえのことなのに、日常ではつい忘れてしまいがちですよね。偉そうなことを書いていますが、わたしもしょっちゅう自己中を発動しては、あとで「しまった、やらかした」と頭を抱えることしきりです(汗)
書いたことは、ぜんぶ、自分自身への戒めなのです。
なので、そういっていただけると、とてもうれしく、心強いです。
まじめなこと、正しいとされることは、ときに煙たがられたり敬遠されてしまいがちですし、わたしも俗物なので正論を煩わしく感じてしまうことも正直多々ありますが、今生に別れを告げるいまわの際には、自分を偽ることなく、ああよく生きたなと思って去りたい気持ちもあるので、日々精進したいなと思っております。
とはいえ、雑事に埋もれて、すぐに大事なことを見失いがちで。やれやれです(笑)
いつも丁寧なコメントをありがとうございます!(*´∀`*)

【追伸】佐久田さんのアトリエの作品をすべて読破して胸いっぱいです。ただ、以前にもつぶやきましたように、システム上、一度しかいいねとお気に入りができないのでフラストレーションが溜まってしまいます(悶)
いつでももぐら叩き並みの素早さでいいねボタン押せるのに!肝心のボタンがないなんて(>_<)