桐一葉

作者 桐乃桐子

[日記・個人ブログ]

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57件のファンレター

梧桐一葉落天下盡知秋

(アオギリの一葉が落ちて天下の秋を知らせる。)

ファンレター

第49話を拝読しました

はじめましてm(_ _)m 「生理の貧困」というタイトルから、恥ずかしながら発展途上国の切実な問題を取り上げてくださったのかな、と思って読み進めたら……平時の、しかも今現在の日本での問題ということにビックリしました。 経済的、社会(環境)的、精神的、全ての要因も突き詰めると「無理解」に繋がるのかなと思いました。 中学生の時、お友達が酷い生理痛で体育を見学したいと言った時(余談ですが、体育の授業の男女共習or別習の問題はおいといて、当時私の中学校は共習でした)、「サボリ」と決め付けた男性 ... 続きを見る

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「第49話 生理の貧困」を拝読しました

桐乃さん、はじめまして。「第49話 生理の貧困」をお読みして、とても勉強になりました。 「生理の貧困」と言えば、以前から途上国の女性を支援する活動でよく目にする言葉でした。清潔な布ナプキンや月経カップの普及に取り組んだり、生理中の女性を隔離する慣習(月経血を不浄とする伝統宗教に基づく)を無くすための取り組みがあります。この慣習が完全になくなるまでは、まだ長い時間がかかると思いますが、ネパールでは2017年に正式に違法とされ、ようやく一歩前進したと言えます。 最近になって「生理の貧困」問題 ... 続きを見る

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心に突き刺さりました

 初めまして。第49話が特に心に突き刺さりましたので、ファンレターを書かせていただきました。  私は実は今まで「生理の貧困」というものに対し、あまりピンと来ていませんでした。恥ずかしながら「値段もそこまで高価ではないし、国会で論じるような事なのかな」とも。でも、桐乃さんのこのエッセイを読んで、ああ、確かに。と自分の考えの無さに恥じ入りました。一つ一つの値段は高くなくても、それが毎日数個ずつ、何日分も必要なことが毎月やってくる。考えると、けっして安いものではないことに気がつきませんでした。そして ... 続きを見る

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49話

今回のお話しが「作品」として拝読できてよかったです。少しでも多くの人に、社会にはこんな日陰の面があるということを知って欲しいと思ったので。とくに虐待・ネグレクトで生理用品を買い与えないという家庭の存在には衝撃を受けました。 最近Twitterで「理解力が低いと思われる方、“理解しない”のではなく、むしろ“理解力の範囲で理解”するので表面的な理解に留まる。そしてその理解を元に少ないサンプルで強固な心証を形成していく」というのを見かけました。 「スマホを持っているなら生理用品くらい買えるでし ... 続きを見る

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49話「生理の貧困」

「生理の貧困」 読ませていただきました。 わたしなどなにもしていないのに、あんな形で名前を出してくださって恐縮です。 いつも以上に静かなのに迫力のある文章に圧倒されました。 わたしは以前、公立学校に勤務していました。大変な事情を抱えた子も多い学校で、世間知らずだったわたしは初めて知る社会や生活の実態をいくつも目の当たりにしました。 そのときに「人の事情は計り知れない」ということを身に染みて学べたことは、自分にとって大きなことだったと思います。 想像力の欠如が、「辛い」 ... 続きを見る

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46、47、48話

46話について、確かに「ザ・王道」目に付きますね。私も好きです。主人公のヒロインは無欲で優しく健気に慎ましく生きていて、なぜか運命のいたずら?でハイスペ男子に見初められるというアレ。時代の閉塞感もそうですし、疲れているときはテンプレが心地よかったりするからかなぁ、などと思いました。同感でした。 47話ですが、実は私の母が腐ったものに対するジャッジが甘々で、悪くなった豆腐とかを平気で出したりするので、食卓に妙な緊張感がありました。嗅覚がガバガバで腐ったもの食べつけている人は、鍛えられているの ... 続きを見る

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3話投稿ありがとうございます!

新作3話、どのお話も興味深く読ませていただきました。 「白馬に乗った王子さま」のお話、最近ふと、すきとか嫌いとか、婚期がとか、色々色々結婚する理由というかいきさつはあるけど、その根本は「生存本能」なのでは……などと考えることがあります。人間の選択や行動の根本的なところは、無意識の生存本能なんじゃないかなって。 だから「結婚」を選ぶのも、(選ばなくても)、誰と生きるかも、生存本能からきてるんじゃないかと。生きるため。少しでも安全に、無事に。 現実は厳しいことが多いから、物語の中だけでもヒ ... 続きを見る

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45話 推しの不在

桐乃さんならではの、しっとりとたおやかな語り口調の中に、炭火のように消えない熱を感じました。 派手にパーッと燃えるのではなく、じわじわと伝わる熱量。そして「……だめだ、泣きそう」が、沁みました。 純粋に楽曲を楽しんできて、解散発表でリーダーの苦悩を知らされるなんて辛かったですね。 簡単に「推し」と呼ぶことにためらいを感じるのは、そういう理由なんですね……。 桐乃さんの、好きなアーティストへの感謝、配慮、思いやりは、もはや「推し」の向こう岸へと解脱しているように感じました。 静かだけ ... 続きを見る

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大切な

桐乃さんが大切に大切にされているもののお話を聞かせていただいたような気持ちで、必死になって読みました。 熱い想いが美しい文章で綴られていて、わたしもそっときれいにたたんで大切に引き出しに入れておきたくなりました。 もしかしたらあのバンドのことかな……と想像しながら読ませていただきました。と言うのは、以前息子が楽器を習っていたときに先生が出してくださった課題曲が、もしかしたら桐乃さんの書かれているソロプロジェクトの曲で……。こどもの音楽教室でこういうジャンルの曲を教えてもらえるんだなと意外 ... 続きを見る

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42話『毒親とその周辺』

人様のお母様をつかまえて申し訳ないですが、桐乃さんのお母さんは最低ですね。 唯一お礼を言うとすれば、桐乃さんをこの世に生んでくださったこと。そして赤ちゃんのころからある程度の年齢になられるまでお世話をされたとするならそのことにもお礼を申し上げたいと思います。そのころは「やさしい母親になりたい」と思われたこともおありだったのでしょうか。それとも初めからそんな気持ちはなく母親になられたのでしょうか。 そしてその周辺のお母さんの一味のような無神経な人たち。 開いた口がふさがりません。 桐乃さん ... 続きを見る

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42、43,44話

【42話】虐待サバイバーとしての体験が冷静に綴られていました。 綴られたのは、ごくごく一部の出来事ですよね。でも自分の傷を見つめ直す行為は、かなり消耗したと思います。 桐乃さんの母親は、外で調子がいいだけの幼稚で野蛮な人間に感じました。疎遠になってよかったと心から思います。 今回非常に刺さったのが、虐待の加害者と同様に被害者を追い詰めるのは、周囲の無理解だということでした。 近所の人は、母親の失態を幼い桐乃さんに被せてつまはじきにする。そして周囲の大人からの「血の繋がった親子なんだか ... 続きを見る

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第41話

今回も共感しました。「なにをいうかではなく、なにをいわないかが大事である」本当にその通りで! 私は仕事でクレーム対応することがあるのですが、不用意な一言は交渉事を長引かせてしまうので、言葉尻を捉えられないよう細心の注意を払っています(大汗)。イコール自分からベラベラ喋らない。 オフのときも、一度口から出た言葉はもう取り返せないので、なるべく気をつけるようにはしているつもりですが、さてどうだろう……(薄笑い) 桐乃さんからの重要な「戒め」しかと受け取りました! 余談ですが、文章でも短い ... 続きを見る

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ギクリとしました

余計なひとこと、ふたこと、みこと……言いまくってるなとギクリとしました(・・;) 謝罪のときの言い訳はしないほうがいいと思っています。 謝るのに自己弁護かよ、とよい印象を与えることはないと思うのです。 どっちにしても、なにを言っても言わなくても、人それぞれすき勝手なことを思うのだから、できるだけ余計なことは言わないほうが得策だと……。 でも日常で謝ることがあるようなときはついつい言い訳してしまいます(^_^;) 図々しいです。 自分を律するのは難しいですね……。 「なにをいう ... 続きを見る

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巡りあい

『ブランデンブルク協奏曲』検索して拝聴しました。 心が穏やかになるような、自然の風に吹かれるような素敵な曲ですね。 クラシックのことをなにも知らないので、名前だけは音楽の授業で習って知っているバッハというひとがこんなにやさしい音楽を創り出したひとだということも知りませんでした。 素敵な巡りあわせですね……。偶然ではなく必然ですね。もう、音楽のほうが桐乃さんに見つけてほしがっていたとしか思えません。 スピ界隈では”引き寄せ”と表現するのでしょうか。 でも、あるのだと思います。理屈では説明 ... 続きを見る

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第40話 巡りあわせか偶然か

ポッと胸が温かくなるお話しでした。 人や生き物以外にも、縁とか出会いってあるんですね。そして大切な物って値段じゃない。膨大なクラシック音楽CDから、片思いしていた曲を引き当てた瞬間の桐乃さん、「しばし呆然とした」……雰囲気が浮かびます。 私は、真面目に生きて図書館で息抜きして……そんな桐乃さんへ神様からのプレゼントにも思えました。 私も聴きましたよ、YouTubeで。私はクラシックの知識もゼロなのですが、いいものですね、心が落ち着きます。軽やかで明るい中にも、いろんな音の表情が見えて、今も ... 続きを見る

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病気とともに

桐乃さん こんばんは。 水凪トリさんの『しあわせは食べて寝て待て』桐乃さんのレビューを読ませていただいてはじめて知りました。 さっそくちらりと試し読みをしてきました。せつない…。そして、わかる…。 私も持病を抱えて生きる身となり、ずいぶん悔しい思いや情けない思いをしてきました。 病気がわかるまでは仕事を辞めるという感覚もなく、幼稚園のママ友問題で悩む人たちを見ても「私は関係ないし~…」と心の中で思っていました。まさか復帰できずに自分もそのに荒波に揉まれることになるとは…トホホ…です。作品 ... 続きを見る

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39話『しあわせは食べて寝て待て』

桐乃さんのエッセイを読んで、このマンガのサンプルを見に行き……思わず引き込まれました。 主人公の病名は作中で明かされるのでしょうか? この作品、常々、私が頭の片隅で怖れていることが描かれていたのです。現在、自分はなんとか仕事に行けて生活ができているけど、もし病気になってしまったら、生活が一変してしまうだろうな、という恐怖。 恐らくバリバリ仕事をしていたであろう主人公が、難病により会社でのパワーバランスが崩れてチクチクされてしまうのが、とてもリアルで。病休していた主人公をフォローしてきた同僚の ... 続きを見る

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38話 話したがりと聞きたがり

これはこれは、桐乃さんと職場の皆さん、今まで災難でしたね。人員が減って忙しくなったとしても、トラブルメーカーのスタッフさんが辞めてくれて平和が訪れましたね。 自分にとって1ミリも興味がない、知らない人の悪口を毎日毎日聞かされるなんて、苦行以外のなにものでもない……。そのスタッフさんに、(面白おかしく話せるような)話術もないのが痛いですね。 ちょっと被害妄想が過ぎてメンヘラチックだから、もしかしてパーソナリティー障害の可能性もあったりして……。みんなそのスタッフさんの話に辟易しているのに、それ ... 続きを見る

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37話 映画『きのう何食べた?』

私も大好きです、この漫画。ドラマは見ました、でも漫画は同じく途中までで(汗) 2人の微笑ましいイチャイチャのなかに、シビアな現在の日本が盛り込まれていて、心に残る作品ですよね。 仲良く美味しいものを食べて、一見幸せそうに見える2人だけど、ゲイカップルとしての未来への不安や、高齢両親への後ろめたさなんかがあって、スイートとビターの配分が絶妙で。 シロさんの料理の腕前凄いですよね! めんつゆを使いこなしているし。仕事の帰り道にセール品を買って、短時間で何品も自炊するという手際の良さ……しか ... 続きを見る

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欠片

「いいね」を押していいのかすらためらってしまいました。 まずは、お怪我の具合はいかがでしょうか…。 立て続けに傷を負われて、心身ともにヘトヘトでいらっしゃると思います。 どうか可能であれば休養を取られてください……。 「欠片だけで生きている」のお話 私は「自分がすでに死んでいて、そのことに気づかず生活している」という感覚を持ったことはないのですが、桐乃さんのお話を読ませていただいて、「生きている」という実感は「欲」と密接なんだなと思いました。「我欲」です。 私は欠片ではなく、見た ... 続きを見る

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