桐一葉

作者 桐乃桐子

[日記・個人ブログ]

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57件のファンレター

梧桐一葉落天下盡知秋

(アオギリの一葉が落ちて天下の秋を知らせる。)

ファンレター

26話

すっごく良かった、陳腐な言葉しか出なくて歯がゆいのですが、とても心が温かくなる話でした。
桐乃さんが、ひまわりちゃんから助けてもらうばかりと綴られているけど、桐乃さんの言葉(太陽だよね、とか)や、虫の知らせ的に連絡したりに、ひまわりちゃんはとても支えられていると思うのです。桐乃さんは「不精者」というけど、いざという時に手を差し伸べられるって、本当に心の奥底で通じ合っているんだなぁって……しみじみします。確かに恋や友情よりも深くて幾重にもきめ細かに奥行きがあって……言葉が見つからないですね。そういう人とずっと関係性を保てるのって宝物ですね。

それはそうと、小学校の桐乃さん、「ずんぐりむっくりで無口でどんくさい、冴えない女の子」に、それ、私の小学校時代そのまんまなんですけど!(笑)そして成人後十キロ痩せたりしたところも一緒なんですよ! 知れば知るほど桐乃さんには親近感増し増しです。
桐乃さんの夏の花のお話し、とても読後感が良かったです。

【追伸】
『夕凪の街 桜の国』読みました。恐ろしく絵が上手だと思いました。漫画でしか表現できないことが全部詰まっている。
そして台詞が短いのに、過不足なく伝わってしまう。『夕凪の街』の後半は衝撃でした。感情を言葉にしていないのに、伝わってくるものが凄まじくて……消耗品にならない、何度も読み返せる作品だと感じました。宝物にします。
桐乃さん、教えていただいて感謝です。<(_ _)>ペコリ

返信(1)

佐久田さん、うれしいおことばをありがとうございます!(*´艸`)
わたしがたとえ孤独でもひとりぼっちではない、と思えるのは、このひまわりちゃんのおかげが大きいのだと思います。
一見、現実的なようでいて、ちょっと気を抜くとふわふわとタンポポの綿毛みたいに宙に浮いてしまいがちなわたしの足をガシッと掴み、地面に連れ戻してくれるのは彼女の役目だったりします(^^;) 頼もしいくらいの超リアリストなのです。
佐久田さんのおっしゃるように、もしすこしでもわたしが彼女の力になれているのならうれしいのですが。
えっ、まさかのずんぐりむっくり仲間でしたか!(笑)
まったくべつの場所で、違う環境で育って、同じような経験や感性を持って生きてきたなんて、すごく不思議ですし、並々ならぬご縁を感じます(*´ノ∀`*)
そんな佐久田さんに読後感がよかったといっていただけてうれしいです。

【追伸】
『夕凪の街 桜の国』読んでくださったのですね。ありがとうございます。
そう、そうなんです……。『桜の国』の感想にはあんなに文字数を費やしたのに『夕凪の街』のラストを省いたのは、そのためでした。前半のほのぼのした日常からの、あの展開。余白から伝わる皆実の感情に、ことばをうしなうほどで。
何度も読み返せる作品といっていただけて、ホッとしました。わたしも何度も読み返しています。

そして、新作『ホラーSFコメディ? 反ワクチン派の生き残った世界』さっそく拝読しました!
反ワクチン派とひとことでいっても、いろんな派閥があるんですね。といいますか、生き残った反ワクチン派の陰謀論者のくだりで書かれていた、地球は平らだと主張する派の存在にびっくりしました。え、マジで?って(^^;)
確固たる主張があってワクチン接種をしないというのは、本人の自由ですが、その主張を他人に強いたり、いたずらに惑わせるのだけはやめてもらいたいなと思います。
この「ワクチン接種したら5年後に死ぬ」という説、まさに先日、実際にその話をされている年輩の女性たちに出会いました。通りすがりに小耳に挟んだだけなので、そのひとたちが反ワクチン派なのか、ただのうわさ話をしていただけなのかはわかりませんが。こんな田舎でもその説が出回っているんだな、と驚きました。
ワクチン接種をしたいのに受けられない、というひとたちがまだたくさんいると思うので(わたしがネットで予約したときは、ワクチン供給不足のため、来月以降の予約は一時停止。今月も、たまたまキャンセルが出たところだったのか一枠だけ空きがあったので、そこにギリギリで滑り込むことができました。現在はまた状況が変わっているかもしれません)、とにかくまずは希望するひと全員にワクチンが行き渡るようにならないと、ですね。
あと、ホームレスや、事情があって生まれつき戸籍がないひとたちは、どうなるのでしょう。接種券そのものが発行されない、あるいは受け取れない場合。ふと、そんなことを思いました。
チャットノベルで読みやすいですし、うさぎのアイコンかわいいですね(*^^*)
続きを楽しみにしております!