桐一葉

作者 桐乃桐子

[日記・個人ブログ]

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57件のファンレター

梧桐一葉落天下盡知秋

(アオギリの一葉が落ちて天下の秋を知らせる。)

ファンレター

第16話

『自分の感受性くらい』読みました。痛かった。
桐乃さんは今までにたくさんのことを諦めてきたのでしょうか。第16話を読んでそんな風に感じました。それは悪い意味では無くて、「諦める」って私はライフハックだと思っていて。桐乃さんは幼い頃から大きな荷物を背負わされていたのですね。心理的だけでなく、実際に母親に振り回され連れ回され、学校にも通えず、これは虐待……。でもラストで、現在の生活では少しだけ重荷を下ろされたような感触が伝わってきたので、ちょっとホッとしました。筆舌に尽くしがたい体験をしても、誰も恨まず凜とした佇まいの桐乃さん、だから作品やこの随筆に深みが出るんですね。でも大丈夫、今までいろいろなことがありすぎたのだから、これからは絶対に悪いことは起こらない!絶対に大丈夫です、安心していてください。(いつものことですが、今回もまとまりの無い文章ですみません、衝動的に書いてしまいました)

返信(1)

自分ではそれほど引きずっていないつもりなのでふつうに書いてしまいましたが(いまもまだ引きずっていたら、たぶんこうして文章には書けないと思うので……)、読み返してみると、かなり重たい内容ですよね(汗)。
コメントしづらい内容にもかかわらず、優しいおことばをありがとうございます(>_<)
諦めたものもあったかもしれません。それと同時に、だれかやなにかに期待することをやめたのかも。なにかを手離すことにためらいがないのも、執着してもいつかはうしなうことを知っているためだと思います。
『逢魔が食堂にようこそ』で村瀬さんが先輩から指摘されていた「なにをいわれても怒らないのは他人に期待していないから。いざとなったらぜんぶリセットすればいいと思っているでしょ」という趣旨の台詞は、すごく刺さりました。それわかる、と。
あ、でも、こういう環境に育っていなかったら、たぶん本を読むことはなかっただろうと思うので、それはよかったなと思っています。現実逃避の手段が読書だったんですよね、きっと。あのころはあまりこちら側の世界にいなくて、まんがや物語の世界のなかで息をしていたような気がします。おかげで、読んだり書いたりしている物語のなかで縦横無尽に動きまわれるスキルを身につけられました(笑)
母親と娘との確執めいた話はネット上でもときどき目にするので、どこの家庭でもいろいろあるのだろうなと想像しております。アニメ版『マジ・カン』でモカさんがナツメグに毒親との縁を断ち切ってもらう場面、あれはとても印象的でした。
佐久田さんからの「ぜったいに大丈夫」いただきました!ありがとうございます。田中宮司のようにさくさく悪いモノを祓ってもらえそうでご利益絶大です。母親の呪いも打ち消されたはず。
いつもあたたかいおことばをありがとうございます(*^^*)