桐一葉

作者 桐乃桐子

[日記・個人ブログ]

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57件のファンレター

梧桐一葉落天下盡知秋

(アオギリの一葉が落ちて天下の秋を知らせる。)

ファンレター

12話 不言実行、そして言霊

私は桐乃さんのお話が、すごくしっくりくるのです。そうそう、わかる……と。私も「不言実行」タイプです。口に出すと縛られてしまうし、悲観的な感情が湧いてくるし、黙ってやるべき事をやりたいと思っていて。「言霊」についても共感しました。(趣旨と違うかもしれませんが)絶頂期に慢心した言葉を吐いて足元をすくわれてしまった人々の例を、たくさん見てきたような気がします。
桐乃さんの文章は押しつけがなく、読み手に考えさせる余地を与えてくれるので、それがとても心地よいです。スピリチュアルではなく、自分を形作る心理的な「言霊」「呪い」は、私にもあります。それと向き合うため、こうして書いているような。
……それから、上手く言えないけど、そのとても悲しい出来事は、その子の「恩返し」としか思えない。桐乃さんが愛情込めて大切にお世話をされたからこそ、自ら望んで身代わりとなったとしか思えないのです。何も知らない癖に知ったかぶりなコメントごめんなさい!(>_<)

返信(1)

佐久田さん、長い文章を読んでくださってありがとうございます。そういっていただけてうれしいです。そして佐久田さんも不言実行タイプなのですね。親近感(*^^*)
「口は災いのもと」ということわざがすべてを表しているように思います。日本人は縁起を担ぐひとが多いですし、忌みことばを避けます。それなのに日常で使うことばにはあまり注意を払わないように思えて、不思議です。
ひとは慢心した瞬間に、きっと隙ができてしまうのでしょうね。雉も鳴かずば撃たれまい、ということばがありますが、余計なことをいわなければなにも起きずにすんだのに、と後悔しても、あとの祭り。なんともやるせないことです……。
心理的な言霊や呪いは、実体験から顕れることが多いように思います。いわゆるトラウマのようなものでしょうか。わたしの場合はそうです。それが長いつきあいになってくると、もう、人生の一部となって、切り離すことが難しくて。佐久田さんのおっしゃるように、向き合うために、わたしもこうして文章を書いているのかもしれません。
お心遣いありがとうございます。そういっていただけると……。わずか三年の命でしたが、あの子と暮らせてしあわせでした。もしあの子もすこしでもそう思ってくれていたなら報われます。猫には九生があると聞きました。あの子が何度めの命だったのかはわからないけれど、次に生まれてきたときには今度こそ、苦しみのない、しあわせな猫生を送ってほしいと心から願います。
いつも丁寧なコメントをありがとうございます!
『マジカル・カンファレンス』シリーズ読破するのを楽しみに、またお邪魔いたします。
すみません、最後になりましたが『マジカル・カンファレンス』への感想内で、州国の漢字をまちがえてしまいました。あとで気づいて青ざめました。申し訳ありません!たいへん失礼をいたしました(>_<)