第32話
文字数 744文字
「・・・・くっ・・・」
「千本槍」
シュバババ・・・・
と槍がどんどん出てきた。
「おっと・・・と」
「くそ避けられるなんて・・・」
「なんでだよ・・・」
・・・・ガルバ島頂上付近・・・
「おっほっほ・・・ずいぶんえげつねないね・・・」
「そうですね・・・クラックさん」
「あんさんは何しに?」
「商売人のフレンチです」
「まーた変な・・・」
「これはどうですか?雷弾発射機」
「ふーむ・・・・値段は・・・」
「140ラッキーです」
※140ラッキー・・・1400万ほど
ラッキーは通貨であり金色と銀色が混じったコインがラッキーである。
「わかりもうした。買ってやろう」
「ありがとうございます」
(これでぼろ儲けだぜ、まさかこの家主が俺がスパイなんてわかりゃあしないぜ)
「ところで、どうするこれから」
「盗賊団さんの激闘を見ますけど・・・」
「盗賊団ガルバか・・・あいつらは使えん」
「え・・・どういうことですか?」
「あんな若造どもが盗賊団?馬鹿げたことじゃ。いつか皆殺しじゃ」
「・・・・!」
「そうですか・・・」
***
「なんなんだ、この実力差は・・・」
「クラックさんに言ってくるよ・・・」
「分かった。ネオよろしく」
「うん、」
「行くよ、フィオラ」
と鳴き声を発した。
「た・・・タスケテ・・・・」
「ネイト爺さん!」
「うああああ!!!!」
とこっちはピンチであった。
「大丈夫か?」
「あんたは・・・ネオと言うたか?」
「ネオ・エルドール・パンドラです」
「いいから、助けてくれないか?」
「わかりました・・・」
「なんで助けてくれるんですか?」
「敵同士でもピンチの時は助けあわないと・・・父さんが言ってた、昨日の敵は今日の友。
みんな仲良しなんだよ・・・戦争なんてしたくないんだけどね・・・」
「そうなんですか・・・」