第9話
文字数 861文字
ルードたちは灯台が見えないところまで来ていた。
「どうするんだ?そのままま探しに行くのか?」
「ここは仲間が必要だなあ」
「僕がいるんだよ」
「ウィンドだけじゃな・・・」
「ワシもいるけど」
「あんたでもな・・・」
ということで仲間探しの旅へ
「あんた運があるじゃん、運でいっちゃたらいいんじゃない」
確かにそれはそう。
「でも運だけじゃあ無理だ、よっしゃあ行くぞっ!」
そして彼らはフラメルドの森へと行った。
「この辺は魔法学園フラメルドがあるんじゃ」
「そっから優秀なやつ見つけて一人もらえばいい話だ」
森の魔法学園フラメルドでは、
「おい。ジャック!けしからんぞ、そんな魔法じゃ」
「えぇえ・・・・いいじゃないですか」
そしてルードたち一行は、
「シャアアア・・・」
「ベルディンじゃん」
「蛇!」
「ルード、ベルディンだよ、超おいしいお肉があるんだよ」
「蛇肉!?」
ベルディン(=蛇)は美味しかったそうだ。
そして森の茂みに隠れるルードたち。
「あれが森の学園フラメルド!」
高い建物・・・まるで森を見渡されるほど高いし広い高庭がある。
そこでは何か魔法練習的なことをやっていた。
「はぁっ!」
ズバババ・・・
グシャア・・・
と破壊した。
「あれは破壊呪文?」
「そうだよ、超お強い呪文なんだよね、ネイト爺さん!」
「そうなのじゃ、あれは全強呪文(パーフェクト・チャーム)と言ってな、破壊呪文の全て強いからパーフェクトチャームと言われるのじゃよ、しかも破壊呪文は生まれ持ってしかできないんだよな」
「あいつを仲間にするっきゃないな」
「そうなんだよ」
「おいおい、待つのじゃよ、生身で行ったら一溜まりもなくぼっこぼっこにされるんじゃよ、運と言っても無理じゃよ」
「まあ、それは頑張るっきゃねえ!」
と言い森の茂みから出て校庭に飛び出た。
「誰だ!お前は!」
男だった。
「お前が破壊呪文の使い手か?」
「はぁ!?いきなり何言ってんだ!」
と言い杖を持ち出した。
「ウィザスト!」
と呪文らしき事を言った。
「やっべぇ!」
まずいどうする・・・
第一章 最初の村<ラビリン>終り