第12話

文字数 650文字

「・・・すみません」
彼女の名はロナ・バイオレット、森の学園フラメルドの二年生エースだ。生まれつきの破壊魔法(フロウム・チャーム)を使いこなす天才魔法少女。
コン!コン!
とノックの音が。
「・・・入れ」
「はっ」
と誰かが入った。
「あ、お前は帰っていいぞ」
「・・・」
と何も言わず校長室を出た。
「・・・何したっていうんだよ」
ズドン!
「!」
「何が起きてるんだ」
と校庭に出た。
「!ジャックとドレーナ」
と駆け抜けて向かった。
「こいつら・・・」
「ジャック!ドレーナ!」
「ロナ!」
ハッと目覚めたのはルードだった。
「お前が破壊魔法の使い手!」
「バカッ!初見で聞くとか頭おかしいって!」
「そうだけど・・・不法侵入者?」
「そうよ、破壊呪文をこなす人に会いたいって」
「なるほど、それが私ってわけ?」
とロナが前に出た。
「いいわ、ジャック!」
「はいっ!」
「やっちゃって」
「ウィザスト!」
ズバーン!
強風が吹く。
「あぁあぁああああ!!!!!」
2人は飛んで行った。
「この男だけしぶといんですよ」
「なんてたって、運8000万の男だからな」
「運?何言ってんの」
相手にされない始末。
「・・・おらっ!」
パンチを繰り出したが・・・
「フロウム!」
バッコーン!
破壊された。
「・・・何!」
「お前はパンチだけか?10万ぐらいに見えるが・・・」
「ドレーナ!行ってくれ!」
「分かったよ、ワール・マジックリヴェル」
バッシャーン!
潮が立ち並んだ。
襲い掛かった。
「これで・・・あいつも・・・・」
「効きません!運なのでね!」
「!」
極限の状態のまま戦いはもつれ込む・・・。

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登場人物紹介

山之内護(やまのうちまもる)職業 小説家 血液型AB型 身長171㎝ 体重56㎏

あまり売れない小説家。出版社に持っていくけど相手にされていない日々。

異世界転生前です、画像はかっこいいけど実際は違うと思う(作者が言っています)

ルード・ジュラメイト・ペイル 職業 無職 能力 運 数値 8000万

山之内護の転生後、運が8000万と言われ驚く。画像は美少年だがもうちょいあったと思う。

ネイト 職業 牧場長 能力 パンチ 数値 10万ほど

最初の村<ラビリン>で出会った最初の仲間。ユニコーン探しに手伝って仲良くなった。

冷静な判断能力を兼ね備えている。

ウィンド 職業 なし 能力 パンチとか 数値 5万ほど

最初の村<ラビリン>で出会った二人目の仲間。5歳ぐらい、親はいないらしい。

ネイトとは親友。一緒についていくことになる。(ルードと画像が似ているが違います)

ジャック・メルトン 職業 魔法使い見習い 能力 風魔法 数値 5000万

森の学園フラメルドの二年生。風魔法を一年の時に完璧に覚えた。

なかなかの持ち主だが、おっちょこちょいである。ロナのことが好きらしい。

ロナ・バイオレット 職業 魔法使い 能力 破壊魔法 数値 8000万 

森の学園フラメルドの二年生エース。生まれつきの破壊魔法を覚えて8000万となった。

校長からはあまり気に入られていない

ドレーナ・フィンド 職業 魔法使い 能力 水魔法 数値 3000万ほど

森の学園フラメルドの二年生。ロナの友達。水魔法を使いこなす魔法少女。

リーダー的なタイプで真面目な性格。

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