第30話
文字数 881文字
「どうも・・・漂流し茶って・・・」
「やっぱりいたか・・・伝説の騎士たちの子孫がいるとされる島・・・グランディナール・ガルバ・・・通称ガルバ島・・・」
「盗賊団ガルバの者だ」
「盗賊団?そんなものが?」
「資源が少ないものでな・・・来たものを抹殺する、これが俺らの役目さ」
「やれやれ、みっともないな」
「ネオか、じゃあ頼むぞ」
こくっ・・・とうなずき、
銃を構えた。
「おい、危な・・・」
ピュン・・・
「ネオです。”スナイパー”さ」
「じゃあ戦いと行こうか」
「戦いはしたくない」
「へっ・・・じゃあ名を名乗れ」
「話し合いというものはないのか?」
とサンドラが言った。
「ない。お前らの持ち物を盗人するだけの集団だ。」
「なぜこれを?」
「さっきもいったが、資源がない。」
「ちょっとちょっと」
とルードがみんなに話し出した。
「面白いな」
「やるしかないだろ」
「だなぁ」
「何を話したんだ?」
「教えネェ・・・行くぞ、てめぇら!」
「うおおおお!!!!!」
と戦いが始まった。
***
「団長のレオン・ハルトだ。」
ズドドドドドドドドドド・・・
「槍か・・・ふっ、」
「能力があるんだろうが・・・なんだ?」
「運さ」
「運?てめぇ頭おかしいじゃないか?」
「そういうネオこそ、お父さん運の能力者じゃなかったけ?」
「そうだったな、そんな昔話いいよ」
「今は関係ないしな」
「フロウム・バーストアタック!」
ズドドドドドドドドドド・・・
と槍が破壊された。
「破壊魔法か?」
「そうさ。」
ズドドドドドドドドドド・・・
「おらぁぁぁぁぁぁ!!!!」
と振り回している者がいた。
「やめてく・・・」
「陽 炎 真 紅」
ズバババン!!!!
と斧を切り刻んだ。
「ちっ・・・」
「デット・ゼロ」
「うあああああ!!!!!」
「ナイスだ、アンドレ!」
「それほどでもですぞ、レオンさん」
と三人は死んでしまったのである。
(ルード)
なんだここは・・・
たしか謎の呪文のようなもので死んだんじゃ・・・
でも生きている感覚はあるぞ・・・
「生きている?」
「どういうことだ」
「今だ!」
「おおおお!!!!!」
「暗殺者の僕に勝てるなんて大間違いだ。」
とネオは言った。