第22話 参考文献&紹介本の特徴と感想

文字数 1,242文字

 【参考文献&紹介本】 順不同

 『うまい文章の裏ワザ・隠しワザ』著者:日本語倶楽部[編](河出書房新社)二〇〇一年
 特徴:小説に限らず、文章の基本的な書き方を教えてくれます。
 感想:読んだ時はよく分からず、できるようになってから納得しました。……遅いやん。

 『夢を売る男』著者:百田尚樹 ひゃくたなおき(幻冬舎文庫)平成二十七年
 特徴:小説界の裏側、小説家志望者の心理、文学賞商法等を物語風で紹介?しています。
 感想:私はこの本のおかげで詐欺に引っかからずにすみました。感謝。

 『二週間で小説を書く!』著者:清水良典(幻冬舎新書)二〇〇六年
 特徴:一日目、二日目、三日目……と課題が出ています。また、小説家志望者が一度は思う疑問に答えてくれています。
 感想:課題は一つもしませんでした。……ご、ごめんなさい。Q&Aは大変参考になりました。ありがとうございます。

 『歪笑小説』わいしょうしょうせつ 著者:東野圭吾(集英社文庫)二〇一二年
 特徴:小説家の悲喜こもごも、作家の収入等が物語で書かれています。
 感想:……イシバシさん、可哀想。タダノさんとミツオさん、好きだなあ。
 
 『エンタメ小説家の失敗学 「売れなければ終わり」の修羅の道』著者:平山瑞穂(光文社新書)二〇二三年
 特徴:売れない出版業界に振り回される小説家の苦労話他。
 感想:映画化された作品を持っている作家さん(本作の著者)でもこんなに苦労するのか、と驚きました。

 『小説家という職業』著者:森博嗣 もりひろし(㈱集英社)二〇一〇年
 特徴:小説家を取り巻く現状、出版界の裏側、お金の話、小説の書き方等が書かれています。
 感想:テーマはいらない、と断言され(書かれ)、へこみました。……いや、気づいてたんですけどね。プロから言われるとダメージ大きいです。シビアな話(収入)も参考になりました。

 『プロ作家養成塾 小説の書き方すべて教えます』著者:若桜木虔(わかさきけん)(ベスト新書)二〇〇二年
 特徴:小説家志望者のための受賞する書き方に特化した本です。小説家になりたいなら、ああしろ、こうするな、と率直に書いており、具体的に修正前と修正後の文章を載せながら指導しています。
 感想:私は、そんなに流ちょうに書けない、と思いました。書けたら作家に近づけるんだろうけれど……。小説家を目指す人は一読する価値は十二分にあるかと。
 若さ木さんはこの著書の前に、『作家養成講座』も出版されています。そちらも好評のようです。ご参考までに。

 『文学賞メッタ斬り!』著者:大森望・豊﨑由美(㈱筑摩書房)二〇〇八年
 特徴:それぞれの文学賞の裏話が対談式で語られています。ちょっと古いので、参考になるかは分かりません。
 感想:それぞれの文学賞の具体的な傾向にはあまり触れられていません。文学賞の裏話(雑談)は楽しめました。
 私は文学賞マップを参考に、応募先(文学賞)を検討しました。もちろん、他にもネットで調べたり、過去の受賞作も読みましたよ。
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