第1話 自己紹介と筆歴

文字数 2,548文字

 石の花です。こんにちは。
 私事ですが、派遣の仕事に見切りをつけ、資格試験に挑み、試験自体は受かったのですが、資格登録までに数か月くらいかかるそうなので転職活動が停滞しており、今現在、時間を持て余しております。
 今まで書いた作品の続きを書こうかとも思ったのですが、転職へと動くにも動けないという宙ぶらりんな状況では、作品に取りかかるための意欲とまとまった時間が不足しておりまして……。(メンタル弱め)
 それで何か、〈気軽に書けるものないかなあ〉と思い、一度、今までの記憶を振り返り、その時々の体験を書き綴ってみることにしました。

 ちなみに、この「文学賞に応募し続けて思ったこと」は、昔からある一般の文学賞(文芸誌の紙面に掲載されている文学賞)を応募してのことで、web小説対象の文学賞ではありません。最近は、webの文学賞もあるみたいですね。
 また、この「文学賞に応募し続けて思ったこと」は作品ではなく、活動記録(体験談)を元に私の勝手な持論を繰り広げたものなので、あまり校正も添削もしておりません。画面上で五回ほど読み直してはいますが……。
 そのため誤字脱字や文章的におかしい点があってもスルーして下さい。意図的に、隠語、伏せ字を使用している箇所があります。悪しからず。

 それでは、まず、自己紹介から。
 私は、(執筆を止めていた十三年間を除き)小説を書き続けて十五年、文学賞に応募し続けて十年になります。
 大学四年生の頃、大学の授業は減り、部活も引退し、就職活動に行き詰り、時間を持て余していた時に、小説を書き始めました。……あれ、今と同じじゃ……。
 書き始めて最初の三年間と、そして(一旦小説を離れ)再び書き始めてからの十二年間、合計十五年間、小説家を目指しせっせと文学賞にも応募していましたが、応募に似合った作品を書くより自分が書きたいものを書きたい気持ちが勝り、現在は文学賞には応募せず、ノベルデイズさんに自分が今まで書いた作品を載せています。
 執筆活動を止める前の作品は三作ありましたが、〈誰にも見られないように〉と、全て廃棄しました。頭の中には残っていますが、現物がないので、ノベルデイズさんに載せている作品は執筆活動を再開して以降のものになります。
 小説を書くのが好きで、一時期、小説家を目指して文学賞に応募していた「一般人」として、過去を振り返りながら、その時々に疑問に思ったこと、調べて分かったこと、やってしまったこと(失敗談)を書き綴っていこうと思います。
 私はweb小説のことは初心者なので、web小説の書き方に関する内容には触れていません。小説の書き方にも言及しておりません。文学賞を応募して落ち続けた経験のみ書いています。
 できるだけ客観的に冷静に書いたつもりですが、私の嗜好、妄想、憶測、偏見、独断も少なからず入っていますので、見知らぬ素人の独り言くらいに思って一喜一憂されませんよう、よろしくお願いします。
 この体験談が、〈これから(紙媒体の)文学賞に応募しようかな〉と思っていらっしゃる方の参考になれば、こんなに嬉しいことはないと思いながら。

 【お断り】
 私が見聞きし、体験した情報なので偏りがありますし、真偽のほどは分かりません。「私はそう解釈した」、ということです。
 文学賞の応募要項、傾向などは年々変化しますし、また、当時はそれが「常識」だったとしても、今現在では「非常識」かもしれません。正しい情報は、ご自分でお調べ下さいますよう、お願いいたします。
 『小説の書き方』についての本は多数出ています。著者によって大なり小なり違いますので、二冊、三冊、読まれることをお勧めします。
 本に限らず、「これを読めばすべてが分かる」というものはありません。それは詐欺の手口です。
 繰り返しになりますが、私がここに書いている全てが正しいとは思わないで下さい。
 私の場合がそうだっただけで、他の小説家志望の方に当てはまるとは限りません。参考になれば嬉しい気持ちはありますが、「小説が趣味の一般人の体験(失敗)談」です。
 こういうこともあるんだなあ、と暇潰し程度に読んでいただければ幸いです。

 それでは、私の筆歴をご紹介します。
 一〇九×年 執筆開始(大学生の頃)
 一〇九×年 ロ〇ン大賞(←多分。記憶が曖昧)『クロス ―目醒め―』 一次選考通過
 一〇九×年~ 執筆活動 休止 (十三年経過)
 二〇一×年 執筆活動 再開
 二〇一×年 某文学賞 『ねこはみている』 予選敗退
 二〇一×年 す〇文学賞 『繭』 第一次選考通過
 二〇一×年 す〇文学賞 『祈り』 予選敗退
 二〇一×年 ××××文学賞 『ボーダーレス 明日のぼくら』 佳作 
 二〇一×年 小説現〇長編新人賞 『あしぶね』 第一次選考通過
 二〇二×年 小説す〇新人賞 『ダイヤモンド イン ザ ラフ』 第二次選考通過

 筆歴を明示したのは、自慢ではありません。自慢にもならない? 
 体験談(??)を書くのは初めてなので、筆歴に沿って、その時浮かんだ疑問や知り得た情報、また、失敗による教訓や作品に対する編集者の講評を記載していきたいと思います。
 後ほど、私が応募した作品ごとに編集者からいただいたコメントを載せようと思います。
 一人の作り手(私)と読み手としての私(読者)と編集者の望む方向性の違いみたいなものにも触れ、〈小説家になる夢は一旦保留にしよう〉と思うに至った理由を述べていきたいと思います。

 さて、筆歴を見れば、私が書いた作品(ノベルデイズに載っている作品)でも応募していない作品『ボーダーレス2』と『ボーダーレス3』があると分かります。これは、「シリーズもの、続編があるものは対象外」という公募の規定があるからです。 
 (注)文学賞によって規定(募集要項)は違います。確認して下さい。
 また、「佳作作品 一点」あります。頑張りましたねえ、すごいですねえ。
 はい、これ、文学賞商法といういわゆる、鷺なんですね。皆さんも気をつけましょう。
 小説家志望者の方々が同じ罠に引っかからないよう、詳しくは後述します。え、ひっかかるの私ぐらい? 
 (注)現在、この文学賞は存在しませんので、ご安心ください。
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