文字数 663文字

 このエッセイの目的はあくまで日本語能力と語彙力の向上を図ることである。なので文章であればなんでも良いと自分は考えている。
 そのためにまず初めにすべきことは、なにを書くかを決めることではないだろうか。実際それを無視して話を進めることはできないだろう。
 では、まず、そうだな……。うん。
 時事ネタ……は、得意ではない。他のなにか……。うん。
 どうも初っ端から躓いてしまったような気がする。まさかここでもネタ不足を発揮するとは思いもしなかった。
 今、このエッセイを書いていて気付いたのは、「実際」という言葉を使いがちということである。他にも、「特に」や、「感じる」、「おそらく」、「どうやら」、などなど。
 人にはスタイルというものがあるから、それはそれで良いとは思う。が、それらばかりを使用していると言葉の引き出しは確実に増えない。
 今の時代、類語や同義語なんて探そうと思えばいくらでも探すことができる。10秒もあればインターネットでチョチョイのチョイなのだ。
 ということで、こうしてみようと思う。
 今後(このエッセイの中で)「実際」という言葉の使用を一切禁止する。
 おそらくこれだけでも文章の書き方に変化が現れると思う。
 ついでだから「特に」も加えておこう。
 この二つの単語を、今後は他の単語で表現するようにする。我ながら良いアイデアだと思うのだが、正直言って、自分のこれまでのスタイルが大きく変化しそうで少し怖くも感じる。
 けど、まあ、やってみるとしよう。これで他に色々と選択肢が増えるのなら、それに越したことはないのだから。
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