25

文字数 372文字

 今日も昨日と全く同じことをして過ごした。だからなにも書くことがないって? いやいやそれはただの言い訳というものだ。現に今どうにかして時間を遣り繰りし、「エッセイその25」をここに書き綴っている。
 問題はネタ云々の件である。今それにかなり頭を悩ませている。
 やはりネタ探しはそう簡単ではない。それで今、だいぶ逃げ腰状態になっていて、知らず知らずのうちに胸にモヤモヤが溜まっている。
 ふう。
 最近溜め息だらけでけっこう沈んでいる。意気消沈というやつだ。
 一回大声で叫んでみようかしら。もしかするとそれだけでなにかしらのアイデアが降りてくるかもしれない。
 よし。では……。

 と、すんでのところで隣りの部屋から笑い声が聞こえてきた。どうやら隣人が帰宅したらしい。
 いやー危なかった。あともう少しで変質者になるところだった。お隣さん、どうもありがとう!
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