８

　今の状態を続けるとどうなるのだろう。結局慣れてしまうのだろうか。こうやって無理やりルールを設けると、そこになにかしらの変化が生じるのだろうか。
　うーむ。わからない。これではなんとなく日記などと変わらない気がする。そもそも、エッセイと日記と雑記、それらの決定的な違いはなんだろう。
　と、まあ色々思うところはある。
　ともかく、読み手に文章の内容がうまく伝われば良いのだ。短かろうが。長かろうが。
　最終的にそうゆう結論に至った。いや、正確には、そうゆう結論で自分を納得させた。
　なぜなら人にはスタイルというものがあるから。そこに正解なんてものはないのである。
　そんなわけで、自分は自分のスタイルを貫くことにする。つまり、今後も長めの文章を書き続ける、ということだ。
　ふう。と、つい溜め息が漏れてしまう。どうやらチャレンジは楽しいことばかりではないらしい。文章の書き方をほんの少し変えただけなのに、かなりの疲労感を覚えてしまった。
　しかし充実感がある。それがまた面白いのである。今回は本当に良い勉強になった。
　と、まあ、あまりよくわからないままこのチャレンジを終えようと思う。
　ではまた次回に。