第124話 ガラケー戦隊、参上!
文字数 1,328文字
ついにガラケー戦隊がステージに登場した。
五人の真ん中にいるのはオレンジ色のヒーロー。
オレンジ色のガラケーを掲げて、大声で言う。
「星空の覇者、ガラオレンジ!」
ガラオレンジは、寿の変身した姿。
次は緑色のヒーローが、緑色のガラケーを掲げて言う。
「みんなの友だち、ガラグリーン!」
ガラグリーンはともの変身した姿。
次は黄色のヒーローが、デコレーションできらきらしすぎてるガラケーを掲げて言う。
「輝く宝石、ガライエロー!」
ガライエローは姫の変身した姿。
次は青色のヒーローが、完全防具を装備したガラケーを掲げて言う。
「鉄壁の壁、ガラブルーでーす!」
ガラブルーはライカの変身した姿。
最後は黒色のヒーローが、黒いガラケーを掲げながら、どこかぎこちない感じで言う。
「みんなの後輩、ガラブラックです。よろしくおねがいします……」
ガラブラックは佐与の変身した姿。
ブラックはぺこりと頭を下げた。
こうしてステージには、真雪、ガラケー戦隊五人、ひよこ大佐、雪だるま三体と、かなり多くの登場人物がひしめきあっていた。
この奇抜な展開に、会場の観客もだんだんその世界観に引き込まれていった。
「みんなが呼んでくれたおかげで、ヒーローたちがやって来たね! ありがとう! さあ、今からヒーローたちがあくの組織と対決するよ! みんなもヒーローたちを応援しよう! せーのっ、ガラケー戦隊頑張れー!!」
最初に応援されていた司会の真雪が、今度は応援する側にまわるという謎の展開になった。
会場の観客たちは面白がってガラケー戦隊を応援し始めた。
「ガラケー戦隊、頑張って~!」
「負けるな! ガラケー戦隊!」
「ガラケー戦隊、応援してるからねー!」
観客から声が出始めたのを知った真雪は、大声で観客に向かって言った。
「みんな、ありがとうー! みんなの応援のおかげで、ガラケー戦隊に力がわいてきたみたいだよ!」
ガラケー戦隊は集まって、フォーメーションを組む。五人のガラケーをくっつき合わせると、ガラケーが五色のカラフルな光を放ち始めた。
「ガラケーフラッシュ!!」
「うわ~、や~ら~れ~た~」
雪だるまが一人、また一人と倒れて、そのままごろごろと転がりながらステージの外へと退場していく。
残るはひよこ大佐だけとなった。
「むっふっふ。戦闘員の雪だるまは簡単に倒せても、このひよこ大佐はそう簡単には倒せないぴよ。いくぴよ、ひよこあたーっく!」
ひよこ大佐はガラケー戦隊に突撃していく。
「ガラケー戦隊あぶなーい! みんな、ガラケー戦隊に教えてあげて!」
観客もこのヒーローショーに慣れてきたのか、真雪の言葉におもしろ半分で応える。
「ガラケー戦隊、攻撃してきてるぞー!」
「あぶないよー! 気をつけてー!」
すると、ガラケー戦隊は間一髪でひよこ大佐の突撃に気がつき、見事にその攻撃をかわした。
「ああー。ひよこは急に止まれないぴよー!」
ひよこ大佐はそのままステージの外へと退場していった。
「すごいっ! ガラケー戦隊があくの組織をやっつけたよ! やったね!」
客席から拍手がわきおこる。
観客として観ていたもなえは、
「ガラケー戦隊、かっこいいー!」
本当にガラケー戦隊のファンになりそうだった。
五人の真ん中にいるのはオレンジ色のヒーロー。
オレンジ色のガラケーを掲げて、大声で言う。
「星空の覇者、ガラオレンジ!」
ガラオレンジは、寿の変身した姿。
次は緑色のヒーローが、緑色のガラケーを掲げて言う。
「みんなの友だち、ガラグリーン!」
ガラグリーンはともの変身した姿。
次は黄色のヒーローが、デコレーションできらきらしすぎてるガラケーを掲げて言う。
「輝く宝石、ガライエロー!」
ガライエローは姫の変身した姿。
次は青色のヒーローが、完全防具を装備したガラケーを掲げて言う。
「鉄壁の壁、ガラブルーでーす!」
ガラブルーはライカの変身した姿。
最後は黒色のヒーローが、黒いガラケーを掲げながら、どこかぎこちない感じで言う。
「みんなの後輩、ガラブラックです。よろしくおねがいします……」
ガラブラックは佐与の変身した姿。
ブラックはぺこりと頭を下げた。
こうしてステージには、真雪、ガラケー戦隊五人、ひよこ大佐、雪だるま三体と、かなり多くの登場人物がひしめきあっていた。
この奇抜な展開に、会場の観客もだんだんその世界観に引き込まれていった。
「みんなが呼んでくれたおかげで、ヒーローたちがやって来たね! ありがとう! さあ、今からヒーローたちがあくの組織と対決するよ! みんなもヒーローたちを応援しよう! せーのっ、ガラケー戦隊頑張れー!!」
最初に応援されていた司会の真雪が、今度は応援する側にまわるという謎の展開になった。
会場の観客たちは面白がってガラケー戦隊を応援し始めた。
「ガラケー戦隊、頑張って~!」
「負けるな! ガラケー戦隊!」
「ガラケー戦隊、応援してるからねー!」
観客から声が出始めたのを知った真雪は、大声で観客に向かって言った。
「みんな、ありがとうー! みんなの応援のおかげで、ガラケー戦隊に力がわいてきたみたいだよ!」
ガラケー戦隊は集まって、フォーメーションを組む。五人のガラケーをくっつき合わせると、ガラケーが五色のカラフルな光を放ち始めた。
「ガラケーフラッシュ!!」
「うわ~、や~ら~れ~た~」
雪だるまが一人、また一人と倒れて、そのままごろごろと転がりながらステージの外へと退場していく。
残るはひよこ大佐だけとなった。
「むっふっふ。戦闘員の雪だるまは簡単に倒せても、このひよこ大佐はそう簡単には倒せないぴよ。いくぴよ、ひよこあたーっく!」
ひよこ大佐はガラケー戦隊に突撃していく。
「ガラケー戦隊あぶなーい! みんな、ガラケー戦隊に教えてあげて!」
観客もこのヒーローショーに慣れてきたのか、真雪の言葉におもしろ半分で応える。
「ガラケー戦隊、攻撃してきてるぞー!」
「あぶないよー! 気をつけてー!」
すると、ガラケー戦隊は間一髪でひよこ大佐の突撃に気がつき、見事にその攻撃をかわした。
「ああー。ひよこは急に止まれないぴよー!」
ひよこ大佐はそのままステージの外へと退場していった。
「すごいっ! ガラケー戦隊があくの組織をやっつけたよ! やったね!」
客席から拍手がわきおこる。
観客として観ていたもなえは、
「ガラケー戦隊、かっこいいー!」
本当にガラケー戦隊のファンになりそうだった。