銀河・太陽系
文字数 822文字
出来たばかりの宇宙にはエネルギー、光(電磁波)などの素粒子しか存在しませんでしたが、やがて素粒子が集まって陽子・中性子が生まれ、この二つが結び付いて原子核に成り、更に電子と結合して水素・ヘリウム・リチウム・ベリリウムという4種類の元素(原子)が生まれました。元素はお互いの重力(万有引力)で引かれ合い、銀河と恒星が生まれ、恒星の核融合反応によって、更に多くの元素が作られました。
2021/02/26 10:16
「3月の誕生石・藍玉や5月の翠玉は、どちらも緑柱石というベリリウム鉱物ですが、こうした宝石には、宇宙最古の元素が含まれているんですね。ベリルの語源には『拡大鏡』という意味があったそうですが、宝石鉱物を眺めながら、そのルーツに広大な宇宙を想像するのも悪くないですね」
2021/02/26 10:18
「誕生石は、聖書に由来すると言われております。ヨーロッパでは、古代バビロニア・カルデア王国の占星術と、ユダヤ・キリスト教の宝石・星座、それに中世の錬金術が、近世ルネサンスにおいて融合し、天体と宝石を結び付ける『星座守護石』の信仰が生まれ、現代のパワーストーン文化に語り継がれています。占い自体は科学的根拠に乏しいですが、『天の輝き』が『聖なる石』を創造したのは確かですね」
2021/02/26 10:21
―恋する微惑星―
2021/02/26 10:24
凡そ100億年、私達の銀河系である「天の川銀河」が形成され、50億年前には太陽が生まれました。そして、46億年前…太陽の周囲を公転する太陽系の惑星、遂に地球が誕生したのです。地球の歴史は、古いほうから順に、冥王代→太古始生代→原生代→古生代→中生代→新生代、という6時代に分けられます。
2021/02/26 10:26
冥王代・始生代・原生代を「先カンブリア時代」、古生代・中生代・新生代を「顕生代」と総称する。
2021/02/26 10:28