中氷川神社

文字数 611文字

2021/03/03 23:58
 北西の一宮氷川神社と、南東の氷川女體神社との間には、大宮見沼区の中氷川神社が鎮座しています。「中氷川」という社名の通り、一宮氷川神社・氷川女體神社の真中にあります。崇神すじん二年に創建されたと伝わり、大国主神(オオクニヌシ)を主神に祀っています。第十代天皇と謡われる崇神大王は、歴史学的な実在が推定される最古の大王であり、古代王権国家としての倭国・大和朝廷を統一なされたと考えられます。そして大国主は、出雲杵築きづき大社にも祀られる出雲神話信仰の主人公であり、密教では大黒天と呼ばれます。しかも御沼においては、一宮氷川神社のスサノオ神と、氷川女體神社の奇稲田姫(クシナダヒメ)との間にお生まれになられた御子孫でもあり、その意味でも「中氷川」です。
2021/03/04 00:05
2021/03/04 00:06
 大宮最古と言われる桃山文化の社殿建築が現存し、1591(天正十九)年には、徳川家康から朱印領と呼ばれる土地を寄贈されました。1907(明治四十)年以降は、中川村・上山口新田などの地域を鎮守する事になったので、中川・山口を略称した「中山神社」を社号にしています。1980(昭和五十五)年まで、毎年12月8日に鎮火祭という盛大な火祭が行われていました。その火で「中氷川」の「氷」が溶けて「中川」という地名になった、とも伝わります。鎮火祭の遺跡である「御火塚」が、現在も境内に残されています。この鎮火祭も、一宮氷川神社の大湯祭と同じく、太陽信仰の側面を有していたと推測されます。
2021/03/04 00:16
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登場人物紹介

【神霊矢口】とさみや じゅのうじょうだい アキラ

十三宮 寿能城代 顯

関東州 東京府 東京市 蒲田区


蠍座♏11月1日トパーズ

・一人称「私」

・二人称「あなた様

・地位 中級生?

・専攻 地理学(共生科学士)

・属性 

・武技 レーザー剣・自動小銃

・愛機 ステルス攻撃機ナイトホーク(誘導爆弾)


 十三宮聖の義弟、また星川初の養子。本名は「富田巌千代」で、宗教信仰者としての法号(生前戒名)が「アキラ」。東京の大森・蒲田で生まれ育ち、地理学などの探究に基づき文芸作品を創る「地球学(地理学文芸)作家」を称す。同人サークル「スライダーの会」を結成した会長であり、一心同体の校長(マネージャー)である春原あきらと共にサークルを運営。


「天主と神仏に感謝を、あなた様に幸福を…合掌」

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