三月の物語からのメッセージ

文字数 1,107文字

 【神様からの贈り物 春夏秋冬の巻】も
来月三月で最後となります。


 初めて投稿した昨年四月から早一年。


 もう一年が()つのかと、何度かお話して
おりますが、本当に時の流れの早さに
ビックリしています。





 ラストを飾るのは。。。


 ある男性が生まれた時からずっと
その男性を(まも)り続けている『結月鷹(ゆいげつよう)』と
いう名の鷹の霊獣。


 そしてその男性の名は、「菅原(すがわら)  正義(まさよし)」。


 嘘やごまかしが大嫌い。


 弱者を助けずにはいられない真っすぐな
性格の持ち主。


 それゆえ、自らの中にある正義(せいぎ)の心に
反する生き方ができず、今まで何度も
理不尽な目に会ってきました。


 ずいぶん人を助けてきた彼。


 でも、いくら人を助けても自分が窮地(きゅうち)
(おちい)った時、誰も助けてくれない。


 そんな心の葛藤(かっとう)が限界を超え、精神的に
追い込まれてしまいます。


 その状況を知った『結月鷹(ゆいげつよう)』は
祈祷師(きとうし)昇龍(しょうりゅう)  導光(どうこう)に救いを求めます。


 初めは『結月鷹(ゆいげつよう)』の言葉を信じない
正義(まさよし)」でしたが、自分しか知らない
ある事実を告げられ、次第に『結月鷹(ゆいげつよう)』の
言葉を信じるようになります。


 「正義(まさよし)」は、まさに今、人生の転機に
差し掛かっており、

彼を(まも)る『結月鷹(ゆいげつよう)』もまた
≪進化の時≫を迎えているのでした。


 『結月鷹(ゆいげつよう)』が無事に≪進化の時≫を
迎えることに成功すれば、もっと強い力で
正義(まさよし)」を護り、幸せをもたらすことが
できるのですが。


 そのためには
導光(どうこう)の力だけでなく、

なにより「正義(まさよし)」自身の、
自分を信じ続ける強い想いと
絶対に幸せになるんだという
揺るがない意志が必要なのです。


 そんな「正義(まさよし)」に『結月鷹(ゆいげつよう)』はある提案を
します。


 それは。。。


 今、「正義(まさよし)」にとって一番必要な力を
四つ挙げ、どれか一つを選ぶようにと
いうもの。


 その四つとは。。。



 ひとつめ、【財の力】

(けが)れのない、

澄んだ美しい財に恵まれる力。


 ふたつめ、【成就の力】

最高の仕事に恵まれ、

その仕事で大成功を収める力。


 みっつめ、【愛の力】

運命の人と出会い、結ばれ、

愛に恵まれた人生を送る力。


 よっつめ、【縁の力】

多くの良縁に恵まれ、

いつまでも円満な関係を築く力。


 果たして、苦境に立たされている
正義(まさよし)」は、その四つの力のうち、いったい
どれを選ぶのか。


 『結月鷹(ゆいげつよう)』は無事に≪進化の時≫を迎え、
正義(まさよし)」にそれを授けることができるのか。


 そしてその後、彼は本当に幸福な人生を
歩めるのか。


 『結月鷹(ゆいげつよう)』を助ける
祈禱師(きとうし)昇龍(しょうりゅう) 導光(どうこう)も大活躍します。


 ラストを飾る三月の物語

月白(げっぱく)結月鷹(ゆいげつよう)、その進化の時

この三月の物語と合わせて
翌月四月から投稿を開始する
【神様からの贈り物 花鳥の巻】の
ご紹介をさせていただきます。

【春夏秋冬の巻】共々、これに続く
【花鳥の巻】もぜひ読んでくださいね。


どうぞお楽しみに。
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