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文字数 234文字
ゆっくり眠れるはずの
タイミングを逃して
気づけば結構夜も深く
明日の憂うつが忍び寄る
大事な日ほどどうしてこんなに
僕らは眠るのを忘れてしまうのか
さっきまで余裕だった
僕に聞いてもわからないけど
温もり広がるこの場所に来て
昂っている事に初めて気づく
それはやる気だったり
気まずさからくる焦りだったり
理由はそれぞれだけど
暗闇の中蝕まれた僕の心が
いつまでも眠ることを許してくれない
目を瞑ればそこに広がる
見えないはずの景色の中で
僕は大切に何かを抱えながら
今日も眠れない理由に
蝕まれたている