第28話 つるばやし大我 旗を立て本人 緒方林太郎さん

文字数 465文字

交差点で旗を立てて本人が通る車に挨拶をしている。緒方林太郎さんがそうだった。北九州地区で衆議院の国会議員は三原さんだった。父親が防衛大臣までやった地域では有名人である。緒方さんは、東大卒の官僚だったが、中途で外交官になった。民主党が政権を取った時に、比例区で当選したのだと思う。地方区では三原さんに負けた。国会中継で緒方さんが質問している姿が写った。政治家として活躍したい信念の人だろう。まだ若い。次回の選挙で落選し、再度比例区で当選。そして落選。浪人を四年もすると、財産を使い果たし、次回の選挙で敗れたらやめようという噂もあった。地道に各所で遊説されたのだろう。自転車に乗り北九州を走り回られ、車に乗っている時、あちこちの交差点で緒方さんをみた。高倉健のように男前である。私ら夫婦も応援した。しかし選挙区が違う。我々は麻生さんの地元である。若松の宿場を訪ねた時、駐車場で緒方さんあった。車から自転車を下ろし、秘書と一緒に市内を回るらしい。今度の選挙はどうですかと質問すると、日本での激戦区の一つだと新聞記者がいっていますという。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み