29
文字数 235文字
冷たい空気が通り抜けていく
残った温もりが涙と共に流れる
空っぽなってた私に
注がれていく根拠のない自信
そして揺るぎない熱い思い
どうせもう後戻りなんて
誰もができないのだから
やれることをするのも
やりたいことをするのも
大差ないことだと気づけたから
昨日までの自分に
さよならを告げた
あの沈みゆく太陽にのせて
足りないものは増やすことはできる
いらなくなったものを捨てれば
スペースも作れるから
後ろ髪引かれる気持ち宥めて
口元に笑みを浮かべて
飛び出そう準備はできてる
明日の空が僕らを待ってるから