第20話

文字数 728文字

男の子が筋肉にはまり、鍛えるという点に意識を向けるのはいいのですが、
この問題を安易にクリアしようとする人たちがいます。
ある意味の<ドーピング>問題です。

筋肉は力、男らしさの象徴、人類の進化と考え、手っ取り早く手に入れようとする人たち。
この問題について、取り上げたいと思います。

アメリカンコミックの男性主人公(例 スーパーマンや超人ハルクなど)が
なぜ、ムキムキに描かれるのか、考察したいです。

アメリカの文化背景として、中絶に対する議論が、選挙のたびに大きく取り上げられるのをご存じですか?
アメリカはジェンダー問題について、日本とは異なる価値観があるようです。
アメリカでは筋肉がパワー、すなわち力の源として認知されている。

人よりもデカい身体を手にいれること、手っ取り早く体を作り変えるために
テストステロンや成長ホルモンなどが使用される。
もちろん、FDAでは違法として扱われ、逮捕されるため闇取引が横行する。

超人になりたい、普通は嫌だ、という動機で10代の男の子も使用する現状がある。

しかし、ステロイドやその他薬を使用して、筋肉を増強させることは、心臓、肝臓、循環器に強い副作用をもたらし、心肥大、心不全で突然死する人も多い。

薬物に頼って、手っ取り早く短期間で効果を得るのは、健康と引き換えになるのだ。
そのリスクがあっても、使用したいという人が多い。

自分の見た目が短期間で変わる事、その魅力は大きい。
効果が実感できるのだ。
そのためだけに、ある日から死と向き合う人生を送るとすれば・・・

この記述は
潜入!ブラックマーケットの実態
「ステロイドの闇取引」
ナショナルジオグラフィック  
2021/06/06で放送された番組を参考にしました。

筋肉問題は、グローバルなのです。
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