【チャットノベル版】転生帰録──鵺が啼く空は虚ろ
前のエピソードへ「2-2 今回の転生は」
文字数 646文字
異常な興味って?
とにかくリンと銀騎詮充郎の間に何かあったのかもしれないと思って、
僕は昨日君を連れて研究所に行ったって訳
一度に話すには僕達の歴史は多過ぎる
つまり、昨日のお前の目的は、刀とリンか?
だけど、いざ研究所に入ってみたらリンの気配を感じたもんだから、僕も驚いてしまって──
後は知ってのとおり
でも、どうやって?
昨日のはただラッキーだっただけだろ?
それに──
リンははっきりと僕達を拒絶してきた
だからリンが今回一緒にいてくれる可能性は低いかもしれない
もう、嫌になってしまったのかも。とても酷い運命だから
僕はもう一度リンに会いたいんだ
──わかった
絶対にお前をリンに会わす
で、具体的にはどうするんだ?
それなんだけど
(ニヤニヤッ)
★いいね!
ファンレターを書く
次のエピソードへ 2-4 孫で妹
作品お気に入り
唯 蕾生(ただ らいお)
15歳。男子高校生
怪力なのが悩みの種
九百年前の武将、英治親の郎党・雷郷の転生した姿
周防 永(すおう はるか)
蕾生の幼馴染
九百年前の武将・英治親の転生した姿
御堂 鈴心(みどう すずね)
13歳。銀騎家に居候している少女
英治親の郎党・リンの転生した姿
永と蕾生には非協力
銀騎 星弥(しらき せいや)
16歳。高校一年生
銀騎詮充郎の孫で、銀騎皓矢の妹
鈴心を実の妹のように可愛がっている
永と蕾生に協力して鈴心を仲間に入れようとする
銀騎 皓矢(しらき こうや)
28歳。銀騎研究所副所長
詮充郎の孫
銀騎 詮充郎(しらき せんじゅうろう)
74歳。銀騎研究所所長
およそ30年前、長らく未確認生物と思われていたツチノコを発見、その生態を研究し、新種生物として登録することに成功した