【チャットノベル版】転生帰録──鵺が啼く空は虚ろ
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文字数 752文字
三人で考えあぐねていると、ノックとともに皓矢(こうや)と星弥(せいや)が入ってきた。
皓矢(こうや)は金属トレイのようなものを持っていたが、白い布で蓋がされており何が入っているかはわからなかった。
あの術は針を刺した後、毒──というか呪いのようなものを対象に注入するものだろうけど、その前段階で阻止できたからね
ただ、いつ目を覚ますかはわからない
彼女は古いスタッフだったから、何かしらの痕跡が残っているかもしれない
言っただろう?これからは銀騎(しらき)を挙げて君達をバックアップすると
まあ、そんなに言うなら?させてやっても?いいけど?
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作品お気に入り
唯 蕾生(ただ らいお)
15歳。男子高校生
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九百年前の武将、英治親の郎党・雷郷の転生した姿
周防 永(すおう はるか)
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九百年前の武将・英治親の転生した姿
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永と蕾生に協力して鈴心を仲間に入れようとする
銀騎 皓矢(しらき こうや)
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詮充郎の孫
銀騎 詮充郎(しらき せんじゅうろう)
74歳。銀騎研究所所長
およそ30年前、長らく未確認生物と思われていたツチノコを発見、その生態を研究し、新種生物として登録することに成功した