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文字数 267文字

「肉じゃががこんなにうまいんだから、俺、川上のカレー食べてみたいかもしれないな」
「そうですか?」
 俺が言うと、川上はちょっと嬉しそうな顔をする。しかし、対局的に元気がなくなったのが堀川だった。
「やっぱり料理ができたほうが男はいいんスね……」
「堀川の唐揚げもおいしいぞ?」
「これは……」
「おい、お前。川上のカレーが食いたいって、やましい気持ちで言ってんのか?」
 酔いが回って来たのか、羽田が俺に絡んでくる。カレーにやましい気持ちも何もないと思うんだが。
 ったく、羽田のやつめ。

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