第27話『地上強奪 後編その一』
文字数 2,030文字
地球上空惑星成層圏では、
既にかつて競われていた、エア・フォース(空軍)の出番は無い。
地球政府軍と地球企業軍との争いだ
その時、地上では雪が降ろうという季節
地球惑星中央政府軍地球宇宙戦闘戦艦テラリスクに乗るアン・ハイエムはスペース・サタン・バトルマシンに対し、その頭部から出るメイン砲門を広域に広げ、
3レンズから出る段階固定切り替え発射の最大10ターンレーザーに宇宙戦艦テラリスクにとっても未完成だったがミニレンズ10砲門から出るレーザーをも打ち込んでいた。
しかし、宏 あきらは焦っていた。
何せ。
高指向性出力ひかりビームはテラリスク艦に直撃しているのだが。その装甲は厚い。
あきらはバトルマシンのコクピット内、背部から細い骨組みで繋がっていた視線誘導にて発射できるミ20cm程のミニコントロールメガネを通しながらテラリスクを標的として3重の丸の中に捉えているが、
「 ちくしょう 」
テラリスクコクピット内
アンが高さ50m範囲およそ150mはある中央指令コクピットの中で言う。
「 この程度ならば 」しかし、それでも耳の片隅にはロックのー- 負け犬 ー-という声は残りながら、も。
「 メインレーザーを集中させぶち込め! 」
ロックの長距離からの砲により艦内の動揺から統制をとり戻すには数分かかったし。
それでもアンにとっては、
継ぎ目の無いメタル構造のシルバー色のバトルマシンの人間でいうなら背中に両膝の側面から排出される炎状の機構で中に浮いていてテラリスクより5kmにまで近づかれていた。
バトルマシンの額から青いビームレーザーとテラリスクから出るホワイトのメイン砲門から出るレーザーが宇宙空間の中でぶつかった。
600kw級のビームレーザー対1000kw級のレーザーとの激突は何と30kmもの爆発の巨大さを伴う。
「 なに!! 」
― しまった ―
あきらはブラックボディスーツ姿で額から汗が滲んだ。
歯がカチカチとなり、
その巨大な爆発にはあきらも一瞬で恐怖感の穴に落ちようとしていた。
それでも唇を引き締め食いしばる。
― それでも ―
「 僕はブルードレス隊なんだ 」
それも虚しく、恐怖に勝てなかった。
千紗の能力は5年が経ち開花していた。
何かが聞こえる。
「 うふふふ 」
女性の声、
その声が言う。
コクピット内に「 守ってあげる。あたしが 」
あきらには何が起きたのか分からなかったが。
― 天使 ― あきらにはそう思えた。
月、
ロックが軽く息を吐く。
部屋は暖かい。
企業スペース基地にいるロック・ビジターはデビル艦を心では信じてはいなかった。
この時点ではスペース・サタン・バトルマシンもだ。
しかし「 大丈夫よ 」声は相変わらず聞こえ。あきらは「 誰? 」
バトルマシンのコクピットにその2人の声は響く。
ロックがブラウンの豪華なチェアに座り、
その大柄の逞しい姿に片肘で頬を支えながら「 第二射だ。コアから超動砲を撃ち込め 」落ち着いて言う。
その地球政府艦テラリスクと同等の巨大さを誇った大きさの姿の超級特殊型宇宙戦艦コアは既に完成していた。
しかし。その一瞬、超動砲へのエネルギー駆動からの伝達砲身が止まる。
「 、、、、、、 」
「 何? 」
報告ではテラリスクを損壊させた超動砲が止まったという報告が来る。
あくまで落ち着いた響く声で言う。
「 そうか、、、柊 」
ロックの声はあくまで落ち着いていた。
「 あくまで私の邪魔をしようとするのか 」
そして、その声にはデビル艦にいる城島たちにもあきらのコクピットに響いた天使のような女性の声は暗号化された音声通信で伝わっている。
オノ
「 なに者だ? 」
城島
「 待て、これは 」
バトルマシンの中
「 あきら、大丈夫。あなたなら勝てる 」
その時点であきらにも誰かが分かった。
「 あなたは柊千紗さん? 」
どうしてか、
あきらは自分でも何故か分からなかったが涙が流れ「 どうして 」疑問を言う。
再び声は繰り返した。
「 大丈夫よ。あなたなら勝てる 」
あきらは軽く瞬きをし、覚悟を決める。
そして、男として闘うしか無い。
宇宙戦艦テラリスクに肉弾戦に打って出る事をあきらは決めた。
200mの赤い炎が背中に取り付けられた地上へと叩き付ける為にあるブースター排出ノズルを全開にし。
轟音を立てて、
その上でもう一度、バトルマシンとテラリスクとも間に一瞬で青いビームレーザーとホワイトのレーザーが衝突し同時に光の次に爆発し再び30kmもの爆発が起きるのだが。
あきらいやスペース・サタン・バトルマシンはテラリスクに膝を曲げ降り立つ、
その際に破片と煙が足もとから上がる。
ブースター排出ノズルを全開にした為か一気に距離を縮め5kmあるテラリスクの戦艦、中央に無理矢理降り立つ。その時、再び両腕を組んでいた。
まるで、その姿はこの世の支配をする象徴の王者かのように。
それは、30kmもの爆発の直後の為に約1kmもの黒い破片と塵の王者のマントを羽織っている様だ。
そして、地上で降る雪はさらに濃くなろうとしている。
既にかつて競われていた、エア・フォース(空軍)の出番は無い。
地球政府軍と地球企業軍との争いだ
その時、地上では雪が降ろうという季節
地球惑星中央政府軍地球宇宙戦闘戦艦テラリスクに乗るアン・ハイエムはスペース・サタン・バトルマシンに対し、その頭部から出るメイン砲門を広域に広げ、
3レンズから出る段階固定切り替え発射の最大10ターンレーザーに宇宙戦艦テラリスクにとっても未完成だったがミニレンズ10砲門から出るレーザーをも打ち込んでいた。
しかし、宏 あきらは焦っていた。
何せ。
高指向性出力ひかりビームはテラリスク艦に直撃しているのだが。その装甲は厚い。
あきらはバトルマシンのコクピット内、背部から細い骨組みで繋がっていた視線誘導にて発射できるミ20cm程のミニコントロールメガネを通しながらテラリスクを標的として3重の丸の中に捉えているが、
「 ちくしょう 」
テラリスクコクピット内
アンが高さ50m範囲およそ150mはある中央指令コクピットの中で言う。
「 この程度ならば 」しかし、それでも耳の片隅にはロックのー- 負け犬 ー-という声は残りながら、も。
「 メインレーザーを集中させぶち込め! 」
ロックの長距離からの砲により艦内の動揺から統制をとり戻すには数分かかったし。
それでもアンにとっては、
継ぎ目の無いメタル構造のシルバー色のバトルマシンの人間でいうなら背中に両膝の側面から排出される炎状の機構で中に浮いていてテラリスクより5kmにまで近づかれていた。
バトルマシンの額から青いビームレーザーとテラリスクから出るホワイトのメイン砲門から出るレーザーが宇宙空間の中でぶつかった。
600kw級のビームレーザー対1000kw級のレーザーとの激突は何と30kmもの爆発の巨大さを伴う。
「 なに!! 」
― しまった ―
あきらはブラックボディスーツ姿で額から汗が滲んだ。
歯がカチカチとなり、
その巨大な爆発にはあきらも一瞬で恐怖感の穴に落ちようとしていた。
それでも唇を引き締め食いしばる。
― それでも ―
「 僕はブルードレス隊なんだ 」
それも虚しく、恐怖に勝てなかった。
千紗の能力は5年が経ち開花していた。
何かが聞こえる。
「 うふふふ 」
女性の声、
その声が言う。
コクピット内に「 守ってあげる。あたしが 」
あきらには何が起きたのか分からなかったが。
― 天使 ― あきらにはそう思えた。
月、
ロックが軽く息を吐く。
部屋は暖かい。
企業スペース基地にいるロック・ビジターはデビル艦を心では信じてはいなかった。
この時点ではスペース・サタン・バトルマシンもだ。
しかし「 大丈夫よ 」声は相変わらず聞こえ。あきらは「 誰? 」
バトルマシンのコクピットにその2人の声は響く。
ロックがブラウンの豪華なチェアに座り、
その大柄の逞しい姿に片肘で頬を支えながら「 第二射だ。コアから超動砲を撃ち込め 」落ち着いて言う。
その地球政府艦テラリスクと同等の巨大さを誇った大きさの姿の超級特殊型宇宙戦艦コアは既に完成していた。
しかし。その一瞬、超動砲へのエネルギー駆動からの伝達砲身が止まる。
「 、、、、、、 」
「 何? 」
報告ではテラリスクを損壊させた超動砲が止まったという報告が来る。
あくまで落ち着いた響く声で言う。
「 そうか、、、柊 」
ロックの声はあくまで落ち着いていた。
「 あくまで私の邪魔をしようとするのか 」
そして、その声にはデビル艦にいる城島たちにもあきらのコクピットに響いた天使のような女性の声は暗号化された音声通信で伝わっている。
オノ
「 なに者だ? 」
城島
「 待て、これは 」
バトルマシンの中
「 あきら、大丈夫。あなたなら勝てる 」
その時点であきらにも誰かが分かった。
「 あなたは柊千紗さん? 」
どうしてか、
あきらは自分でも何故か分からなかったが涙が流れ「 どうして 」疑問を言う。
再び声は繰り返した。
「 大丈夫よ。あなたなら勝てる 」
あきらは軽く瞬きをし、覚悟を決める。
そして、男として闘うしか無い。
宇宙戦艦テラリスクに肉弾戦に打って出る事をあきらは決めた。
200mの赤い炎が背中に取り付けられた地上へと叩き付ける為にあるブースター排出ノズルを全開にし。
轟音を立てて、
その上でもう一度、バトルマシンとテラリスクとも間に一瞬で青いビームレーザーとホワイトのレーザーが衝突し同時に光の次に爆発し再び30kmもの爆発が起きるのだが。
あきらいやスペース・サタン・バトルマシンはテラリスクに膝を曲げ降り立つ、
その際に破片と煙が足もとから上がる。
ブースター排出ノズルを全開にした為か一気に距離を縮め5kmあるテラリスクの戦艦、中央に無理矢理降り立つ。その時、再び両腕を組んでいた。
まるで、その姿はこの世の支配をする象徴の王者かのように。
それは、30kmもの爆発の直後の為に約1kmもの黒い破片と塵の王者のマントを羽織っている様だ。
そして、地上で降る雪はさらに濃くなろうとしている。