第１話『ＡＤ２０４５年』

西暦ＡＤ2045

人間が誕生したと言われる約20万年人類が初めて宇宙に出てから82年後の年

その宇宙間戦争が起きた。

「　いくわ　」

彼女が首襟にまで繋がるマスクを付けなおす。

「　よろしくお願いします　」千紗が同時に答える。

人口増加によって資源の限られる惑星であった地球からの大量惑星脱出

そして、それは成功するのか


軍事ロボットと言える縦に丸い首から生えた腕のみのロボの体が仮の模擬訓練をやっている。

地球を脱出しようとしている人間はヌーディードレスと言われた

それを政治の理由で制圧しようとしている地球連合の中のアン対ドレス


沖縄の砂浜で地球連合衛星管理部の美里はそれを聞き「　そう　」

ダリは「　美里、悪い。戦争が始まっちまいそうなんだ　」

ダリは軽く片手を上げ謝った。

逆に美里は軽い雨の雲、空を見上げ

「　、、、、、、　」
　　　　
砂浜の匂いを嗅ぐ

さらに美里は髪から雨しずくに濡れる天空はその運命をあざ笑い占うかのようにさらに雨が強く、

激しく降った。


アン・ハイエムは支持を出す。

右親指を下へ反転させそれは儀式かのように「　落とせ　」と言った。

技術員は言う。

「　しかし！　」

アンはさらに強く言った「　やりなさい！　」

技術員は答えた「　はい、、、　」


地球惑星の宇宙成層圏上からスペースノイド（宇宙で生まれた人間）が宇宙空間につくられた巨大スペース居住空間から地球の重力に引っ張られる。

「ガリ、ガリ！ギャリギャリギャリ！！」

音を激しく立てコンソール室から分離しそこに住んでいたスペースノイドもろとも地球の地上へ向かって成層圏の空気との激しい摩擦によって熱で超硬度カーボンですら溶けていく。

居住ブロックは爆発していき。

内部にいる人間は熱の摩擦というよりはその空中での爆発で亡くなる。


英霊、死亡は西暦2045年だった。

上官とも官僚は全員が見つめつつ大統領が聞く。

「　いいのか？　」

彼女は確実にこう答えた「　イエス　」頷き。

アン・ハイエム女王の意思表示だ。

その光景は全世界のネットワークスペースで中継され戦争が始まった。

アン・ハイエムの率いる地球連合とドレス（　地球を脱する人類　）との。